のり
今回はそんな人のために、
英語学習の行き詰まりから脱却する方法
を教えます!
- 英語学習がマンネリ化している人
- 成長の実感がわかない人
- 英語学習の楽しさを取り戻したい人
英語学習の目標・目的を再定義する
英語学習をはじめた理由を思い出す
まず一番最初に考えてほしいことは、そもそもなぜ英語学習をしているのかということです。
- 会社での昇進に必要だから。
- 海外旅行で困らないようにしたい。
- 仕事で外国人と接するから。
- 最先端の情報を手に入れたいから。
などなど、様々な理由があると思います。
理由自体はどんなものでもいいですが、大事なのは自分が納得しているかという点。
嫌々やる勉強に価値なんてないので、もし自分が納得していないとしたら、
- 納得できる理由を新たに設定する
- 潔く勉強をしない
のどちらかを選択するほかないでしょう。
自分が英語を勉強する理由が思いつかない人へ
そんな人は、とりあえず自分が好きなことと英語を結びつけるのが良いでしょう。
例えば野球が好きなら、メジャーリーグの試合を日本語の解説なしに楽しめるようになりたい、などといったように。
このテーマについては3つめのポイント「好きなポイント×英語のコンテンツに触れる」でさらに詳しく説明していきます。
自分の理想の姿から目標を再設定する
さて、自分が英語を勉強する理由(目的)がわかったら、目標についても再定義しましょう。
目標設定として一番いいのは、
自分の理想とする人を見つけること
です。
さらに欲を言えば、
- 将来的に自分がなりたいレベルの人
- 自分よりちょっとだけレベルの上の人
を設定できると、目標とのギャップに苦しむことがなく頑張り続けることができます。
のり
スポーツ選手や芸能人なども、意外と英語がペラペラだったりします。
自分にとっての目標となる人を探しましょう!
- 英語学習をはじめた理由を思い出す
- 好きなこと×英語で考える
- 理想の英語を使っている人を目標にする
メンタリストDaiGoが教える『科学的に正しい英語勉強法』とは?【書評】
全然違う勉強を取り入れる
英語学習がマンネリ化している人は、違う刺激を与えることでやる気が復活することがあります。
例えば私の場合、TOEICを活用してレベルアップを図っていましたが、行き詰まりを感じていました。
その行き詰まりを脱出させてくれたのが「英検の勉強」でした。
同じ英語でありながら、語彙やテーマがまるで違うので、新鮮な気持ちでいっぱいです。
こんな風に、偏って英語を勉強していた人は違う角度で勉強することが大事かと思います。
ここでは2つのモデルケースを使い解決策を紹介していきます。
モデルケース①4技能で考える
こういうタイプの人(特に受験英語が得意だった人)にありがちなのが、リーディング偏重の勉強です。
このタイプは、他の3技能の勉強をすることで、さらにリーディング力が高まる可能性があるのです。
気を付けていただきたいのは、私は「4技能をバランスよく勉強しろ」と言いたいわけではありません。
自分が伸ばしたい技能と違う技能を練習することで、結果的にカベを超えられる可能性が高くなるということです。
例えば実際にリーディング偏重の勉強をしていた人がライティングの勉強をすると、
となり、それがリーディングの時に
と、文章を予測する力が養われ、結果的にリーディングの能力が向上するのです。
「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「ライティング」4技能はそれぞれに影響しあっています。
あえて自分が伸ばしたい能力と違う勉強をしてみる
ことが、マンネリ打破&実力アップにつながるというわけです。
モデルケース②得意表現を禁止する
英語力が伸びないと悩む人にありがちなのが、得意表現を多用してしまうことです。
特に英語をある程度勉強した人は、自信のある表現ができてきます。
例えば、理由を説明するときに、 Because ばかり使ってしまう、といったように。
英語は同じ表現の重複を嫌う(表現力が少ないと教養がないと思われる)ので、気を付けたいポイントです。
この対策に効果的なのは、得意な表現を封印することです。
具体的には、自分が多用してしまう表現をリストアップし、その表現の言い換えをメモしておくことです。
言い換え表現に馴染んできたら、封印を解禁します。
そうやって繰り返せば、言い換え表現をたくさん身につけることができ、英語力がアップします。
- 4技能で自分が使わない技能を勉強に取り入れる
- 自分の好きな表現をあえて使わないようにする
TOEICの勉強をすると英会話の上達が早くなる!《オンライン英会話》受講感想
好きなこと×英語のコンテンツに触れる
最後のポイントは、
「好きなこと」と「英語」を結び付けられないか?
と考えることです。
究極的に言えば、これができればマンネリや実力の伸びなんて感じる必要性ありません。
だって、楽しいから。
そんなわけで、まずは自分の趣味と英語を結びつけてみましょう。
- アニメが好きなら、英語でアニメを見てみる。
- 料理が趣味なら、海外の料理を英語でレシピを探して作ってみる。
など、意外と英語と結びつけるのは簡単なはずです。
そんな人は、「外国人に自分の趣味を紹介する」というテーマで考えてみると良いでしょう。
自分が好きなことを、なぜ好きなのか、どういったところに魅力を覚えるのか、自分が伝えたい思いを英語にしていくのは楽しい時間になるはずです。
実際に外国人と話す機会があれば効果倍増なので、オンライン英会話等を活用できると良いと思います。
【初心者向け】50回受けてわかった《オンライン英会話》の効果と活用法!
私の場合、読書が好きなので、読書×英語という観点で考えることが多いです。
ちなみに読書×英語だからといって、洋書を読むことにばかりこだわる必要はありません。
英語学習について日本語で読書し、それを実践に活かす、それもまた英語学習の一環だと私は考えていて、そのいくつかはこのブログでも紹介しています。
SLA(第二言語習得論)で『英語はもっと科学的に学習しよう』【書評】
また、このブログ自体にもかなり愛着が湧いていて、ブログを更新するためにも英語学習を頑張らなきゃ!という気持ちになっています。
好きなもの、趣味は人によってそれぞれですが、それを英語と結びつけることで、さらに楽しいものとなるはずです。
さいごに~結局「楽しい」が一番~
今回は英語学習にマンネリ化を感じている人、実力が伸びないと悩む人に向けたポイントを3つ紹介しました。
- 目的・目標を再設定する
- 違う刺激を取り入れる
- 好きなことと組み合わせる
3つのポイントを挙げましたが、根底にあるのはたったひとつ。
「つまらないなぁ」と感じる時間を減らして、
「楽しいなぁ」と感じる時間を増やす
ただそれだけです。
何をつまらないと感じ、楽しいと感じるのか、それは人それぞれです。
自分自身の過去・現在・未来と向かい合って、英語学習に取り組んでいきましょう!