こんにちは! 多言語マスターわた (🐤@norinoricotton)です😆
今回は、これから海外留学をしようと考えている人や、現在まさに留学中なう!な人のために、留学中に是非してほしいこと、あまりオススメしないことを、私の留学経験も交えてご紹介します。
ちなみに私は大学3年生の時に、交換留学生として1年間韓国の仁川大学に留学しました。
その時のマルチリンガル生活についてこちらをご覧ください👀
・「留学したら〇〇語がペラペラになる」と考えている人
・「なんとなく留学しようかな」と思っている人
・留学が不安な人
【マルチリンガルへの道②】帰国子女トライリンガルがマルチリンガルになるまで
そもそも留学する意味は?
当たり前ながら、何のために留学するのか、それがはっきりしているか、漠然としているので、その留学が有意義なものになるかどうかが変わってきます。
中には、留学に行くこと自体が最終目標になっている人もいますが、明確な目的意識を持つことは大事です。
留学した先で何がしたいのか、帰国する際はどういう自分で戻ってきたいのか、帰国後は何がしたいのか。
今回は、主に言語習得に的を絞ってご紹介します。
言語習得が目的?
海外留学の目的トップ3に必ず入りそうなこの「〜語を習得したい」ですが、その国に行かなくてもその国の言語は「習得する」ことは可能です。
大学生であれば、大学の講義や、教授や留学生との親交を活用する機会はいくらでもあるはずです。
インターネットがここまで発達した現代、よっぽど話者数が極端に少なく情報も極端に少ない言語でない限り、その気になればいくらでも情報にアクセスできます。
文法書や参考書、辞書、書籍の活用はもちろんですが、動画サイト(Youtubeなど)では、多くの語学講義動画が無料で閲覧可能で、
ネイティブの生きたことば・表現・発音などに触れることも決して難しいことではありません。
観光地であれば、外国人がわんさか来るわけですし、都会であれば、外国人が集まるスポット(国際交流カフェやバー)もあり、
日本にいながらにして、生の外国語に触れることはできます。
たとえ外国人があまり来ない田舎であっても、ネット上では、日本人と交流したい外国人はたくさんいるので、
無料・有料問わず、チャットやスカイプなどの交流の場はたくさんあります。
日本にいながらにして、外国語にどっぷり浸かることは決して不可能ではありません。
以前、大学で語学を学ぶノウハウや豆知識をご紹介した記事があるので、こちらもご参照ください。
【外国語学部生の実態】入学から卒業・就職まで、みんな何してるの?
留学は自分を追い込みやすい
ここまで機会にあふれているのに、なぜ「留学=語学習得」の図式ができるのか。
それは留学という環境が、自分を追い込むのに楽だからです。
言語学習において数ヶ月間集中的に学習することが効果的である、という研究結果があります。
例えば、だらだら2年間学習するより、3ヶ月びっしり詰め込んで学習する方が効果的、ということです。
そして、海外であれば、日本にいるより詰め込みやすい、ということが言えます。
人間、楽をしたいのが性なので、日本にいればいくらでもその外国語を使わずに生活できてしまいますが、海外であれば、比較的日本語を使うことが制限されるので、より効果的なのでは?ということです。
しかし!!!
だからと言って「留学=語学習得」の図式は正しいとは思いません。
という人が実際にたくさんいるからです。
逆に、ペラペラになって帰国する人もたくさんいます。
一体何が分かれ道となったのでしょうか?
そこでしかできないことをする
留学に明確な目的意識を持つこと、それが何より大事です。(2回目w)
その目的を達成するために何が必要なのか、留学先では何ができるのか。
留学先でしかできないことをする=日本でできることは前もってしておく・帰国してからする、のどちらかを選択しましょう。
わざわざお金を払って、限られた期間、海外留学するのです。
お金も時間も最大限有意義なものにしたいですよね。
留学前〜事前にしっかり下調べ
留学とひとことで言っても、交換留学や自費留学、大学留学や語学学校留学、ワーキングホリデー制度など、形は様々です。
自分がしたいことと、自分にとって現実的・経済的に可能なことは、必ずしも一致するわけではありません。
語学が目的なら、大学や語学学校を調べる必要があります。
ただ有名だから〜という理由でなんとなく決めるのではなく、自分がしたいことを実現可能なのか、またその教育機関にはどのような授業、プログラム、イベントがあるのかも調べることも大事です。
宿泊先も、学生寮、ホームステイ、賃貸アパート、シェアハウスなど、多くの選択肢があります。
周りに経験者がいるのであれば、恥ずかしがらずに実体験を聞きに行きましょう!
しっかり吟味して、何が自分に合っているのかを調べることを惜しんではいけません。
留学先で行き当たりばったりで色々決めて行くのも勉強になって良いとは思います。
実際、どれだけ計画を綿密に立てたところで、特に海外では基本的に自分の想定通りにいかないのが常なので、ある程度のイメージトレーニングはしておいたほうがいいと思いますよ💡
いざ留学。これだけはしておこう!
先ほども言ったように留学の形は人ぞれぞれなのですが、私の経験から、これは絶対しておいたほうがいいよ〜という心得をご紹介します!
日本人と距離を置こう
メジャーな留学先であればあるほど、自分以外に日本人がいるものです。
そして日本人は基本群れるのが好きですよね🐏🐑🐏🐑
異国の地での苦労やいざこざを愚痴ったり、困った時には本当に助けになるのが、同胞の日本人ですが、
ずっと一緒にいてはいけません!!!
せっかく自分を追い込む環境に遥々来たのに、これではゆるゆるです。
語学習得が目標の人は特に気をつけましょう。
居心地はいいかもしれませんが、何のために留学したのかを再確認し、
留学先でしか会えない人と会うようにしましょう。
日本語と距離を置こう
日本人と会わなければ大丈夫、と油断してはいけません。
留学先で日本語の小説を読んだり、Youtubeで日本の動画を見たり、日本の友達と毎日長電話したり。
決して、やったらダメだと言ってるのではありませんが、せっかくの機会です。
そこでしか触れられない言語に積極的に触れましょう。
私は読書が好きなのですが、韓国留学中は大学の図書館を利用して、大量に韓国語の本を借りていました。
韓国語で書かれた本にここまで触れられるのも、やはり韓国ならではですよね。
あとはスマートフォンの設定言語を日本語から変えてみたり。
少し意識するだけでも、たくさんの言葉との出会いがあり、勉強になりますよ😉
現地で友達を作ろう
これはマストです。
現地のネイティブの人でもいいですし、同じ境遇の外国人でも構いません。
そういう人は、とにかく外に出て、いろんな人にとりあえず笑顔で挨拶しましょう👍
宿泊先のお隣さんや、食堂のおばちゃんや、バスの運転手さんや、店員さん、誰でもいいです。
とりあえず笑顔!
そしてひとこと挨拶!
何がきっかけになるか分かりませんよ〜。
友達は決して多くなくてもいいんです。
留学中の喜怒哀楽を共有できる仲間の存在は、異国での生活を豊かにしてくれます。
また仲良くなればなるほど、「伝えたいことを頑張って言葉にする、相手の言っていることを理解したい!」という気持ちが大きくなり、
語学学習の大きな原動力、助けになります。
私の場合は、割と引きこもりがちな私をいろいろな場所に連れ出してくれた友達には本当に感謝しています(笑)
おかげで大好きなグルメスポットやおしゃれカフェなどの発見もあったし、勉学・恋愛・バラエティ・人生観・愚痴などなど多方面の語彙・表現も身に付けることがあったし、とにかく、たーーーーくさん話すことができました😋
「友達は宝」とはよく言ったもので、かけがえのないものになるはずです。
ちなみにバイリンガールちかさんも笑顔と挨拶をおすすめしています♪
↓具体的な英語のフレーズも紹介されているので是非ご覧ください❤↓
たくさん観光・旅行しよう
日本から遠い場所であればあるほど、いつまた同じ国・地域に来られるか分からないですよね。
海外旅行であれば、メジャーな観光スポットをドタバタとハシゴしてしまいがちですが、留学中の旅行であれば、比較的時間に余裕があるはずです。
マイナーな観光地や、空港から遠く、行くのに時間のかかる場所にも余裕を持って行くことができます。
また既にその国にいるわけですから、距離が短い分、交通費も安く抑えられます。
その国の歴史や社会的背景なども知る機会になる観光地巡りは、留学中旅行の醍醐味ですよ👀
最後に〜留学はあっという間
留学に行く前は、誰しもその留学期間が結構長いものに感じるものですが、
本当に、あっ!という間です。
帰国した時、どんな自分になっているでしょうか。
「こうなっていたい!」という具体的なイメージを思い浮かべて、毎日を大事にしてくださいね。
今回は、留学する際の心得のようなものをご紹介しました。
日本から出る、ということだけで気づかされるようなことは山のようにあるので、どのように過ごそうと決して無駄にはならないと思います。
でもどうせなら、せっかくの機会を最大限に活かしましょう😇