落ちこぼれの私がTOEIC925点を取れた理由とは?

【マルチリンガルへの道②】帰国子女トライリンガルがマルチリンガルになるまで

この記事を書いた人
わた
マルチリンガール

10以上の言語と戯れるマルチリンガル(多言語話者)帰国子女。日本語とスペイン語のネイティブスピーカーで、英語はニアネイティブ。大学時代に交換留学生として1年間韓国へ留学。中高生の受験対策指導、社会人向け個別指導など英語講師としての指導実績多数。2020年からはオンラインで世界中の生徒に日本語を指導。TOEIC960点、スペイン語実務翻訳士。当ブログでは多言語学習や海外生活の記事を中心に執筆。最近はスウェーデン語にハマっている。

わた

こんにちは!マルチリンガールわた (🐤@norinoricotton)です♪

前回の記事、わたが生まれてからトライリンガルになったのを描いた:【マルチリンガルへの道①】バイリンガルが帰国子女トライリンガルになるまでをまだお読みでない方はお先にこちらをどうぞ😊

今回は、わたの多言語学習意欲暴走の日々を綴ります!

【マルチリンガルへの道①】バイリンガルが帰国子女トライリンガルになるまで

帰国、大学進学〜マルチリンガルに

3年間のインターナショナルスクールを無事卒業し(上の写真のように本当に黒いダウンを着て帽子を投げましたw)大学進学を機に日本に帰国しました。

ちなみに高校が9月入学、6月卒業のアメリカンスタイルだったので、翌年4月の大学入学まで9ヶ月程度ブランクができ、その間に受験準備をすることができました。

この時にはもう自分が語学が比較的得意であること、何より語学が好きであることが分かっていたので、当然外国語学部がある大学を受験しました。

なりたかったのは動物のお医者さん

実は幼い頃から獣医さん🐶になるのが夢で、獣医学部のある大学も受験してみました。

周りには、

今度は動物の言葉でもやるのか

と笑われましたね(笑)

高校3年間、日本の教育を受けなかったため、センター試験等を受けるのは困難と判断し、どちらも帰国子女枠での受験となりました。

結果、見事、外国語学部は合格、獣医学部は不合格

おとなしく、外国語学部に進学しました(笑)

外国語学部で暴走

私が進学した学科では、最初の2年間、第二外国語として中国語もしくは韓国語のいずれかを履修しなければいけませんでした。

実はこの時点で、韓国語プラスαの履修を考えていたのですが、時間割的に不可能でした😭

第二外国語の講義がだいたい同じ曜日の同じ時限にあるという、言語オタクにとって不親切極まりない時間割であった上、語学以外の必修科目とも時間が被っていたからです。

そんなわけで1年次には、韓国語のみの履修。

2年次には、なんとか時間割のやりくりをして、さらに中国語フランス語を並行して履修。

3年次には、それに加えてドイツ語も並行して履修しました。

確か金曜日は1限から5限まで全て外国語の講義だったのですが、心の底から、

わた

毎日が金曜日だったらいいのに、、、

と思っていましたね(笑)

独学も爆走

無理に外国語の講義を受けず、独学のみで勉強するという選択肢もありました。

ただ、せっかく大学生なのだから、

①教科書やテキストに載っていない情報を得られる可能性のある講義を受けない手はない

②毎週90分必ずその言語のネイティブの先生と楽しく談笑できる

③ほかのつまらない講義で単位を取るより、外国語の講義で単位が取れた方が嬉しい

と判断し、外国語の講義を履修しました。

もちろん講義以外でも、留学生などほかのネイティブと接することもできましたが、積極的に外国語の講義を取ることを通して、外国や外国語が好きな人とも知り合うことができました。

また、卒業後も仲良くさせていただいている大学教授の方もいらっしゃるので、悔いなしです☺

【外国語学部生の実態】入学から卒業・就職まで、みんな何してるの?




1年間の韓国生活

実は大学に入った当初は、留学するということは全く念頭にありませんでした。

そもそも日本に帰国したことが私にとって「留学」みたいな体験でしたから😅

ただある程度それぞれの語学のレベルが上がってくる中で、大学の授業や自分が独学でできる勉強に限界を感じた私は、本場に行って勉強したい!と思うようになっていました。

そして、選んだのが韓国留学でした。

韓国留学記~K-POPファンじゃない私が1年間の韓国留学を決めるまで

大学一年の冬に二泊三日でソウルに行ったことがあり、また大学二年の夏には1ヶ月の夏季学校プログラムでテジョン(大田)の大学に滞在したことがあったので、韓国の生活はある程度、想像できていました。

が!

やはり住んでみると違うものですね(笑)

前例にないようなことをしようとすると、やはり骨が折れます

私は学生寮ではなく、個人的にアパート(オフィステル・오피스텔)の一室を借りて生活をしたのですが、外国人に慣れていない不動産屋さんとの交渉はかなりレベルが高かったです😅

私が韓国の不動産屋さんに慣れてないだけですけど(笑)

その件では、本当に韓国人の友達にお世話になりました🙏

【韓国留学記】留学生が学生寮ではなく《オフィステル》に1年間住んでみた

韓国でもフランス語・ドイツ語

また大学では、留学生が通常受講する韓国語や韓国文化の講義とは別に、仁川大のフランス語学部生、ドイツ語学部生の授業を受講することができ、非常に刺激的でした。

韓国まで行って、フランス語やドイツ語をするのか、と思われるかもしれません。

私が在学していた大学では、フランス語学部・ドイツ語学部がなかったので、日本では受けられない、より高いレベルの授業は本当に魅力的だったのです。

韓国の大学生は、日本人が想像しているよりはるかに勉強意識が高いので、進度は早いわ先、生は厳しいわ、課題は多いわ、でかなり鍛えられました。

もちろん、フランス語・ドイツ語で講義が行われるもののほかに、韓国語でフランス文化を学ぶ、みたいな講義もあったので、頭の切り替えをフルにしていました!

韓国人の友達がドイツ語文法の授業についていけず、私が韓国語でドイツ語の文法説明をした日には、私すごくおもしろいことをしてるなーと思いましたね(笑)

とにかくそんなわけで、言語面に関して言えば、

目標であった韓国語はもちろん、フランス語、ドイツ語の底上げ、磨き上げもしっかり達成でき、多国籍な留学生友達に触発され、ロシア語イタリア語にも手を出しました。

本当に毎日が楽しくて、うはうはで、目一杯学ぶことができました😊

韓国での大学生活や、ハプニングの数々は、また別の機会にご紹介できればと思います。

大学卒業〜現在

4年生の後期まで留学していて、就活はどうしたの?と思う方もいるかもしれません。

実はわた、留学を終え、大学を卒業したら、大学院に進学するつもりでいました。

私が語学が好き、というのは言うまでもありませんが、在学中に履修した言語学の授業がきっかけで、言語学を極めたいと思ったのです。

他大学合同の学会に何度も参加させていただき、多方面の教授方にもお世話になったのですが、学会に参加するたびに、

わた

ん?これはなんか違う、、、ような?

と思いまして、最終的に大学院進学を辞退しました(笑)

もちろん言語学が嫌いになったわけではなく、無所属なのに今でも学会に誘っていただいているので、本当にありがたいです🙏

現在は、縁あって英会話講師や塾講師など、いろいろさせていただいております☺

賛否はありますが、なんだかんだ好きなことを仕事にしつつ、好きなことを気まぐれにできているので、ハッピーです(笑)

ここまで合わせて9つの言語を取り上げましたが、着々と増殖しております!

今回はあまり触れられなかったわたのお仕事についても、またの機会にご紹介できればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無効となりますので、ご注意ください。(スパム対策)