こんにちは、社会人TOEICerのNori (🐤@Nori_odashi)です。
今回は、4月に発売されたばかりの新刊『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急新形式リーディング』のレビューと勉強法についてご紹介します!
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タイトルが長いので、以下《サラ特リーディング》と表記します。
《サラ特リーディング》は、よくばり問題集だ!
《サラ特リーディング》は、TOEIC対策本として人気の『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リスニング』のリーディング対策本です。
ほかにも『出るとこ集中10日間!』シリーズが有名です。
著者の八島先生は、TOEIC講師として非常に信頼できる先生です。
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ポイント① TOEIC学習者が間違えやすい問題を多数収録
今までに3,000人以上のTOEIC学習者への指導経験をもとに作り上げたということで、質の高さは随一です。
TOEIC勉強をしているとよくある「あー、わかってた(知ってた)のに…!」みたいな問題がたくさん掲載されています。
著者の八島先生はこう書いています。
私はミスが多い問題に共通した傾向を調べ、ミスをした方々から詳細ヒアリングをした結果、共通していた弱点が『基礎知識の応用力』にあることを突き止めました。
そしてこう続きます。
TOEICに繰り返し出題される定番の基本問題に加え、私のセミナーの参加者がボロボロ間違えた基礎知識の応用力が試される問題を中心に収録しました。
これは、3,000人以上の指導を行ってきた八島先生でなければできない問題選出です。
・ひとつひとつの知識は知っていても問題の中で力を発揮できないのは、基礎知識の応用力が足りないから
・基礎知識の応用力をつけるのに必要なのがこの《サラ特リーディング》
ポイント② Part5, 6, 7をバランスよく学習できる設計
《サラ特リーディング》の構成は以下のようになっています。
第1章 パート5の定番問題と攻略法
第2章 パート6の定番問題と攻略法
第3章 パート7の定番問題と攻略法
第4章 ミニ模試10回分
ミニ模試はPart5から5問、Part6の形式1題(4問)、Part7の形式1題(2~5問)となっています。
見ての通り、Part5~7をバランスよく配置しているのがわかります。
《サラ特リーディング》はリーディングの総合対策教材
ポイント③ ミニ模試1回の勉強時間は20分程度!
TOEIC対策として人気の高い《特急シリーズ》。
《特急》シリーズに共通しているのはその手軽さです。
【TOEIC】Part 5 を得点源にする《文法特急》勉強法!
もちろんこの《サラ特リーディング》も例外ではありません。
ミニ模試1回は10~15分で解き終わる内容で、解説に目を通しても1回20分程度で終わります。
この分量であれば、忙しくても捻出できる時間かと思います。
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新書サイズなので外出の際に持っていきやすいところも利点です。
・所要時間は1模試あたり20分程度
・本が小さいのでどこでも手軽に
《サラ特リーディング》はこんな人にオススメ
リーディングの総合対策がサクッとできる《サラ特リーディング》ですが、向かない人もいます。
・英文法&語彙レベルが足りていない人(TOEIC500点未満)
・英文法&語彙レベルが高い人(TOEIC800点以上)
つまり、レベルの合っていない人ですね(笑)
おそらく、《サラ特リーディング》はTOEIC500~800点くらいの人が一番効果的だと思われます。
特に解説が非常にあっさりしているので、ある程度のレベルがないと解くのが苦痛になってしまうかもしれません。
TOEIC500点に到達していない人は単語に抜けがある可能性が高いので、見直すのが良いかと思います。
《銀フレ》TOEIC600点を目指す人にオススメな単語帳!【初心者向け】
また、基本的には問題集なので、「すでに公式問題集等をガリガリ勉強している人」なんかも期待値ほどの効果は得られないと考えられます。
[chat face= “https://noricotton.com/wp-content/uploads/2019/07/nori1.png” name=”のり” align=left” border=”green” bg=”green” style=””]そこで私が考える《サラ特リーディング》を本当にやるべき人がこちら[/chat]・TOEIC500~800点くらいで停滞している人
・スキマ時間での勉強を考えている人
・問題演習量が足りていない人
1周してわかった、勉強方法の注意点
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注意点① 時間はきちんと計る
まず、時間をしっかり計っておきましょう。
繰り返し解くことになるので、1回目にかかった時間をメモしておき、2回目以降にそれより早く解くようにします。
時間計測を怠ると、スピード感覚が身につかなくなり、非常にもったいないです。
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注意点② 解説ページに書き込む
これも、2回目以降の解きなおしの効率を考えたら必須です。
語注や文法の解説がページをまたがることが多いので、いちいち見返さなくていいように書き込むのがいいと思います。
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注意点③ 本番を意識したトレーニングを!
さいごの注意点は「本番を意識すること」です。
例えばPart5形式で、問題文全文を読まなくても答えがわかる問題があると思います。(品詞の問題など)
そうした問題はスピード重視で、とりあえず読まずに答えておきましょう。
「本番じゃないし、全文読んどこう」なんてしていたらいつまでも解くスピードは速くなりません。ひと通り解き終わって、時間の記録をつけた後で全文を読むようにするのがよいです。
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《公式トレーニング リーディング編》と比較!
さて、実は《サラ特リーディング》の類書に、『公式TOEIC Listening & Reading トレーニング』があります。
どちらも同じ用途で使える問題集なので、違うポイントをまとめてみました。
購入の際の参考にしてもらえれば幸いです。
《サラ特リーディング》 | 《公式トレーニング リーディング編》 | |
収録問題数 | 183問 | 375問 |
問題の質 | 間違えやすい問題厳選 | 公式品質 |
解説の質 | 簡潔でわかりやすい | ほとんどなし |
値段 | 907円 | 2,160円 |
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《サラ特リーディング》がオススメな理由は2つ。
①サクッと終わる
②値段が安い
という点です。また、公式は解説がほとんどないので基本的な解き方をマスターしてからでないと効果は薄いと思います。
まずは《サラ特リーディング》から!
さいごに~《サラ特リーディング》はスキマ時間に最適!
いかがでしたか?
《サラ特リーディング》は既存の問題集では対策しづらかった総合的なリーディング対策ができる1冊になっています。
問題集は1回ではなく、繰り返し解くことで効果を発揮します。
私自身まだ1周しかできていないので、2周・3周と終わったところで再度レビューをしたいと思います。
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