わた
「語学の秋」がやってきました💖
英語以外の言語を学習しようとすると、なかなか教材がなくて困りますよね。
今回はNHKゴガク(ラジオ講座)「まいにち」シリーズから、《まいにちドイツ語》をご紹介します!
幅広いレベルのドイツ語学習者に文句なしにオススメできる教材ナンバー1なんですよ👀
わた
・ドイツ語を一から独学で始めたい人
・ドイツ語の挫折経験がある人・やり直したい人
・ドイツ語のリスニング音源がなくて困っている人
NHKゴガクってなに?ラジオなんて持ってないんだけど…という人は、NHKラジオ講座で外国語学習をはじめるべき理由でその大枠やストリーミングの聞き方について説明していますので、参考にしてください。
マルチリンガルCottonが導く【ドイツ語】のディープな世界
まいにちドイツ語(初級編)とは?
まずは10月開講の《まいにちドイツ語(初級編)》からご紹介します💪
①講座内容
NHKゴガク《まいにちドイツ語(初級編)》10月〜3月の公式HPでは以下のようにあります。
「ドイツ語で巡る建築」
建築に詳しいDr.Fが、日本人の学生アキラと一緒に、ドイツ語圏各地の建築を巡っていきます。ドイツ各地方だけでなく、オーストリアやスイスの建築も楽しみながら、ドイツ語圏の多様な文化に触れることができる講座です。文法や発音のルールをひとつひとつ確認しながら、着実にドイツ語の力をつけていきましょう。ーNHKゴガクまいにちドイツ語(入門編)より引用
講師は、早稲田大学教授の藤井 明彦先生。
専門はドイツ文化史、ドイツ語史、特に近世初期の印刷メディアに関する研究で、ドイツ語圏建築史、ドイツ音楽文化史にも精通しています!
そしてネイティブスピーカーのアシスタントは、エファ・ウォルブリング先生と、レオポルト・シュレンドルフ先生です。
エファ先生は東海大学特任講師で、専門はドイツ語教授法、応用言語学、ドイツ地域研究。
レオポルト先生は首都大学東京准教授で、専門は現代ドイツ文学、現代オーストリア文学などです!
②放送時間
放送時間は、1回15分、週に3回の放送です。
放 送:月〜水曜日 午前7:00~7:15
再放送:同日 月〜水曜日 午後3:15~3:30
再放送:翌週 月〜水曜日 午前11:30~11:45
2018年春の《まいにちドイツ語(入門編)》と引き続き同じ時間帯です。
③講座レベル(難易度)
《まいにちドイツ語(初級編)》は名前の通り、初めてドイツ語を学習する方を対象としています。
レベルの目安として、国際基準のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でA0〜A2です。
ちなみにドイツ語技能検定試験(ドイツ語検定・独検)4級〜5級がA1レベル、3級がA2レベルです💡
講座序盤(10月〜11月頃)は最初歩のA0レベル、講座終盤(2月〜3月頃)はA2レベル程度の難易度になります。
まいにちドイツ語(初級編)のここがオススメ!
今回の初級編ではドイツ語圏の教会や宮殿、美術館、劇場、駅、住宅などの多彩な建築巡りを通して、様々なドイツ語表現に触れていきます。
もちろん日常的に使う表現のほか、基本的な文法説明も分かりやすく解説されますが、初級としてはやや難易度が高い部分もあります。
このような状況になっても焦らないでください☺️
あくまでも初級編なので、まずはドイツ語に慣れることが最優先です。
ちんぷんかんぷんに思える文法も、繰り返しやることによっていつの間にかすんなり理解できているものです。
また今回の講座は基礎をしっかりとおさえることができるので、「ドイツ語の基礎は一通りしたけど、次のステップに行くのには不安」という人にも、オススメの講座ですよ👍
ちなみに、初級編のオープニングとエンディングで流れるテーマ曲は、Friedlich Sunlightの『Sommer Samstag Abend』です💖
秋から冬の講座なのにタイトルが「夏の土曜日の夜」と割とシュールですが、ぜひ聴いてみてください♪(笑)
まいにちドイツ語(応用編)とは?
次は、10月開講の《まいにちドイツ語(応用編)》です💪
①講座内容
今回は珍しく木曜日と金曜日の応用編講座が別々に独立しているんです👀
大まかに木曜日は、会話(話し言葉)がメインになり、金曜日は、書き言葉がメインになります。
NHKゴガク《まいにちドイツ語(応用編)》10月〜3月の公式HPでは以下のようにあります。
木曜日
「話して覚える とっさのドイツ語」(木曜日)
状況にサッと反応できるような「スピーキング能力」の向上を目指す講座。コツは、よく使う表現を覚えて、どんどん声に出してみること。Eテレ「旅するドイツ語」でもおなじみのヴォルフガング、ルートヴィヒと一緒に練習して、「話す力」を身につけましょう!ーNHKゴガクまいにちドイツ語(応用編)より引用
講師は、南山大学教授の太田 達也先生。
専門はドイツ語教育学、外国語教育学、応用言語学で、日本独文学会ドイツ語教育部会会長です。
2006年~2008年NHKラジオドイツ語講座の講師を務めたほか、2016年よりNHKEテレ「旅するドイツ語」監修しています。
そしてネイティブアシスタントは、ラルフ・デーゲン先生とエルヴィラ・バッハマイヤー先生。
ラルフ先生は慶應義塾大学で、エルヴィラ先生は麗澤大学でドイツ語講師をされています。
金曜日
「ドイツ語発見の旅 2」(金曜日)
2016年度に放送して好評だった「ドイツ語発見の旅」の続編。日本語の文をドイツ語に直したり、間違った訳文を直したりする練習を繰り返しながら、学習者が注意すべきドイツ語文法のポイントをひとつずつ確認していきます。ーNHKゴガクまいにちドイツ語(応用編)より引用
講師は、東洋大学法学部准教授の田中 雅敏先生。
専門はドイツ語学、統語論です!
そしてネイティブアシスタントは、東京藝術大学ドイツ語講師のディアナ・バイヤー=田口先生です。
②放送時間
放送時間は、1回15分、週に2回の放送です。
放 送:木・金曜日 午前7:00~7:15
再放送:同日 木・金曜日 午後3:15~3:30
再放送:翌週 木・金曜日 午前11:30~11:45
《まいにちドイツ語(初級編)》と同じ時間帯で曜日だけが違う形です。
2018年春の《まいにちドイツ語(応用編)》と引き続き同じ時間帯です。
③講座レベル(難易度)
《まいにちドイツ語(応用編)》は、ドイツ語の基礎がある程度身についている人向けと言えます。
レベルの目安として、国際基準のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でA2〜B1です。
ちなみにドイツ語技能検定試験(ドイツ語検定・独検)3級がA2レベル、2級がB1レベルです💡
講座序盤(10月〜11月頃)はA2レベルですが、徐々にレベルが上がり、講座終盤(2月〜3月頃)はB1レベル程度の難易度になります。
まいにちドイツ語(応用編)のここがオススメ!
今回は珍しく木曜日と金曜日で放送講座が違う形になっていますが、どちらも本当に内容が濃いです😳
木曜日の「話して覚える とっさのドイツ語」では、日本人が苦手な実践での会話を想定して、とにかくドイツ語の瞬発力を鍛えます。
ただ早く答えればいいというわけではなく、正確さと共に「流暢さ」も鍛えることで、円滑で楽しいコミュニケーション能力を目指します!
そして金曜日の「ドイツ語発見の旅 2」では、和文独訳を通してドイツ語の基礎から応用発展までの文法を確認していきます。
ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に準拠した教材を使用し、日常会話において頻度の高い表現から順に抑えていくので、実践的なドイツ語にたくさん触れることができます😊
どちらの講座も応用編というだけあって、初級とはレベルが違いますが、聞き取り・会話練習と作文練習のどちらも充実していて、ドイツ語の表現力も豊かになりますよ〜♪
最後に〜毎日まいにちドイツ語しよう〜
まいにちドイツ語は幅広いレベルのドイツ語学習者に文句なしにオススメできる教材ナンバー1ですが、放送回数は《初級編》が週に3回、《応用編》が週に2回、と決して多くはありません。
毎日15分ただ聞き流すだけでも効果はあるかもしれませんが、ぜひ放送時間の15分以外にも、テレビやインターネット動画、小説など、様々な形でドイツ語に触れる機会を作ってみてください。
NHKゴガク講座の使い方は十人十色なので、自分に一番合った勉強方を探してみてくださいね🤗
わた
⬇「テキストは買った方がいいの?」「どうやって勉強したらいいの?」と言った疑問にもお答えしてます。⬇