落ちこぼれの私がTOEIC925点を取れた理由とは?

社会人のやり直し英語におすすめな参考書&勉強法まとめ

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のり
独学TOEIC900超え

独学でTOEIC925点、英検準1級取得。 学生時代は英語が大の苦手で、はじめて受けたTOEICは255点。社会人になり英語勉強を再開し2年でTOEIC925点、英検準1級を取得。身につけた英語力を生かして転職し、英語を使う環境に身を置き日々精進している。当ブログでは英語学習初心者向けの記事を中心に執筆。最近はブログ執筆(当ブログ以外に2つ運営)に凝っている。

こんにちは。ラジオ講座×TOEICブロガーのNori (🐤@Nori_odashi)です。

「関係代名詞って、なんだっけ…?」

「現在完了形って名前からして意味がよくわからない!」

今回は、こんな英語レベルから1年でTOEIC785点を取得した私が、やり直し英語学習にピッタリな参考書とおすすめの勉強法をまとめて紹介します!

私の取得したTOEIC785点は、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の実用能力換算でB2レベルに当たります。B2レベルとは以下のようなレベルです。

社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
・自分の専門分野であれば、抽象的な議論も理解できる。
・母国話者ともリラックスして、自然にやりとりができる。
・いろいろな話題についての意見を長短含めて述べることができる。

ここで紹介している方法を自分なりにアレンジして英語力アップを目指しましょう!

この記事はこんな人にオススメ

・やり直し英語学習を考えている社会人

・しっかり基礎を学んで英語を身につけたい人

・その場しのぎでない、英語力を身につけたい人

はじめに:1日2時間、勉強できますか?

あえて厳しいことから書きます。

1日30分やそこらで英語は身に付きません。

本気で身につけたいのであれば、1日2時間は勉強時間を確保しましょう。

【TOEIC】スコア(点数)を上げるのに必要な《勉強時間》は?

私自身、決して暇なサラリーマンと言うわけではありませんでした。

それでも、通勤時間を含む移動時間や、帰宅後のわずかな余暇を利用して時間を確保しました。

最初は苦しいかもしれませんが、慣れれば英語の勉強は楽しいものになりますよ!

この記事では、社会人のやり直し英語学習をサポートするための具体的なテクニックや参考書のオススメします。

しかし、これらはすべて、勉強する人のやる気があって、はじめて効果を発揮します

まずは、覚悟を決めましょう!!

英語を身につけるには毎日2時間の勉強をしよう!

おすすめ参考書、勉強法まとめ

いよいよ本題です。オススメの参考書と勉強法を紹介します。

Nori

私のオススメ一覧はこれです!
やり直し英語オススメ一覧

・《リスニング》基礎英語シリーズ

・《単語》mikanアプリを駆使せよ!

・《文法》基礎固め⇒瞬間英作文

・《長文》エンジョイ・シンプル・イングリッシュ

上記をこなせば、中学英語レベルがしっかりと身に付きます。

中学英語レベルがしっかりできれば、TOEICでいうところの600点レベルが取れます。

ここまで行けば、日常で使うたいていの英語はなんとか乗り切れます!

まず、このレベルを目指しましょう。

《リスニング》基礎英語シリーズ

総合的な対策としてオススメなのがNHKラジオ講座の「基礎英語」シリーズです。

現在、基礎英語0~3の4講座が開講されています。

基礎英語0…小学生向け

基礎英語1…中学1年生レベル

基礎英語2…中学2年生レベル

基礎英語3…中学3年生レベル

現段階のレベルにもよりますが、基礎英語1~3を全部聞くのがオススメです。

実際に私は、2017年度の基礎英語1~3は1年間、すべての放送を聞きました。

「NHKゴガク」アプリを使えば、ストリーミング放送を無料で視聴できるので、試しに聞いてみると良いと思います。

のり

ラジオだけど、自分の好きな時間に聞けるからアプリがオススメ!

NHKゴガク 語学講座

NHKゴガク 語学講座

NHK (Japan Broadcasting Corporation)無料posted withアプリーチ

テキストは、自信があれば買わなくていいと思います。

私は最初のうちは基礎英語3のテキストを買っていましたが、途中から聞くだけにしていました。

今の自分のレベルでは難しいな…と思う講座のテキストを買うのが良いと思います。

「基礎英語」に関しては、聞いて理解するだけでオーケーです。

ただし、リピートのコーナーなどはきちんと声に出しましょう!

電車の中などでやる場合でも、軽く口ずさむようにしてください。

その他、気を付けたほうがいい点などは、下記記事に詳細まとめているので、良ければそちらも参考にしてください。

【2018年度】NHKゴガク「基礎英語」がやり直し英語にオススメな理由

《単語》mikanアプリを駆使せよ!

英語の勉強というと、単語学習のイメージが強いのではないでしょうか?

単語帳とにらめっこしたり、暗記カードを作って勉強した人も多いと思います。

しかし、時代はスマホ全盛です!!

英単語もアプリで効率的に勉強できる時代になりました。

中でも「mikan」というアプリは、機能が充実しているのはもちろんのこと、やり直し英語レベルの単語は無料で学習でき、しかもかわいいと一石三鳥です。

英単語アプリ mikan

英単語アプリ mikan

mikan Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ

やり直し英語学習者にオススメなのは下記です。

・中学英単語1000

・高校基礎英語500

・センター試験英単語500

とはいっても、上から順にすべてをしっかりやる必要はありません。

最初から9割近くわかるのであれば、次のレベルに進みましょう。

とにかく、上記の合計2,000単語をマスターしましょう!

やり方は、mikan推奨の通りで大丈夫ですよ!

《文法①》ひとつひとつわかりやすく

英語の土台はやはり英文法です。

英文法がわかると、勉強の効率がグッとあがります。

自分がラクをするためにも、中学の英文法はしっかり身につけましょう。

英文法のやり直しにオススメなのは「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」です。

イラストがあるのでビジュアル的に理解できるのと、確認問題が豊富な点が特長です。

これも先ほどの単語学習同様、ほとんどわかるものは飛ばしてしまいましょう。

この本は自分が苦手な分野の理解補助教材として使ってください。

この本の学習についてもっと知りたい人は下記記事も参考にしてくださいね。

《中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。》の勉強法紹介!【英文法をやり直したい人向け】

《文法②》瞬間英作文で定着させよう!

「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で英文法の概念を理解したら、徹底的に「使う」練習をしましょう。

英文法を「理解できている」と「使う」には大きな溝があります。

そして英文法を「使う」ためには、練習するしかありません。

「瞬間英作文」は、文字通り、瞬時に英作文を行うことです。

提唱者の森沢洋介氏が本やアプリを出しているので、それを使って勉強するのが良いと思います。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

Beret Publishing Co. INC¥1,200posted withアプリーチ

ちなみに私はアプリで勉強をしました。

かなりつらい勉強ですが、実力の伸びを実感できるいいトレーニングです。

具体的なやり方などまとめた記事があるので、そちらも参考にしてください。

《瞬間英作文》で中学英文法をマスターし、英会話の第一歩を踏み出そう!

《長文》エンジョイ・シンプル・イングリッシュ

エンジョイ・シンプル・イングリッシュとはNHKラジオ講座のプログラムの1つです。

毎日5分、中学レベルの英語の物語を読むだけの講座です。

この講座のメリットは3つあります。

①英語のレベルが易しい

②リスニング音源がある

③文章が面白い

単語帳や文法書で学んだことが、実際の英文でどう運用されているのか確かめるのは大事なことです。

エンジョイ・シンプル・イングリッシュは1話あたり500語(500単語)前後なので、1か月(5回×4週間)で、約10,000語の英語に触れられます。

テキストのお値段が1か月あたり約500円とリーズナブルなのも嬉しいです。

これだけの英文量をコンスタントに読むクセをつけておけば、日常で困ることはなくなるでしょう。

こんな素晴らしいエンジョイ・シンプル・イングリッシュですが、ひとつだけ注意点があります。

それは「日本語訳がない」ことです。

完璧に理解する必要はありませんが、最低でも7~8割くらい理解できる状態でなければ、単語と文法を優先的に勉強したほうが良いでしょう。

ちなみに、黙読だけでなく「音読」するのがオススメです。

音読をすると、理解が深まります。

音読教材としての活用方法をまとめた記事があるので、参考にしてくださいね。

【2018年度】エンジョイ・シンプル・イングリッシュで音読しよう!

さいごに~学習初期こそダッシュが大事~

のり

今回は、私の体験談を踏まえたうえでオススメの勉強法を紹介したよ!

英語学習は継続が大事とよく言われます。

私はそれに、大事な点をもうひとつ加えたいです。

それは、定期的にダッシュ(追い込み)が必要だということ。

英語学習はマラソンに例えられます。

しかし、英語学習は平坦な道を周回するわけではありません。

英語学習は、時には上り坂や壁のある、クロスカントリー的なものだと私は考えています。

こうした障害に対しては、短期的なダッシュ(追い込み)が大事です。

やり直し英語学習初期というのは、意外にも「最初の壁」です。

この壁を乗り切ればしばらくは平坦な道が続きます。

歯を食いしばって、最初のダッシュをしましょう。

毎日2時間を1年間(=700時間)勉強すれば、見える景色は大きく変わります。

のり

一緒に走りましょう!!

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