落ちこぼれの私がTOEIC925点を取れた理由とは?

【スピーチコンテスト】第2回OPETS杯に出場しました!

この記事を書いた人
のり
独学TOEIC900超え

独学でTOEIC925点、英検準1級取得。 学生時代は英語が大の苦手で、はじめて受けたTOEICは255点。社会人になり英語勉強を再開し2年でTOEIC925点、英検準1級を取得。身につけた英語力を生かして転職し、英語を使う環境に身を置き日々精進している。当ブログでは英語学習初心者向けの記事を中心に執筆。最近はブログ執筆(当ブログ以外に2つ運営)に凝っている。

のり

こんにちは。ラジオ講座×TOEICブロガーのNori (🐤@Nori_odashi)です。

2019年になりましたね。本年もよろしくお願いいたします!

さて今回は、昨年末に実施された第2回OPETS杯争奪全国英語スピーチ暗唱コンテストに出場したので、そのレポートをしたいと思います!

先にネタバレすると、私は予選落ちしてしまいました(笑)

しかし、とても新鮮な経験ができたので、ぜひシェアさせてください。

この大会への意気込みを書いた記事はこちら

【英語スピーチ暗唱コンテスト】第2回OPETS杯に出場します!対策は?

当日まで

さっそく、大会当日と言いたいところですが、当日までの進捗をざっくり書いておきます。

今年、同じ轍を踏まないために(笑)

  • 10月前半 OPETS杯に申し込む。順調に3割くらい覚える。

  • 10月後半 まさかの英検準1級一次試験合格。二次試験対策に時間を取られる。

  • 11月前半 TOEIC対策に時間を取られる。
  • 11月後半 TOEICの結果が気になり、暗唱に身が入らない。
  • 12月前半 会社の繁忙期に突入。仕事を言い訳に暗唱をサボる。
  • 12月後半 いよいよ本気を出すも、時間が足りない。


結局、スピーチを間違えずに暗唱できたのは、前日がはじめてでした。

もちろん、発音やイントネーションを完璧にする時間もなく…

完全に準備不足です。 



いざ当日!緊張感で頭が真っ白になった予選

OPETS杯の会場は福岡タワー。博多駅からバスで20分ほどの場所です。

受付は9時30分からと結構早かったので、次回も変わらないのであれば、遠方の人は前乗りの準備(ホテルとか…)したほうが良いと思います。

私は広島に住んでいますが、当日入りしました。

しかし、福岡は昨年まで4年間住んでおり、土地勘があったのでできたことかも。

コンテストに集中したいのであれば、たぶん前乗りのほうがいいです。

とにもかくにも、受付の9時30分頃に福岡タワーに到着。


受付は運営スタッフさん2名で対応していました。

そこそこの列になっていましたが、大きなトラブルはなかったと思います。

さて気になる参加者ですが、総勢50名ほどでした。

予選は5つのグループにわけられ、別々の会場で実施されました。

私は福岡タワー隣のTNC会館のミーティングルーム?のような場所でした。

予選会場の広さは大学の小教室くらい。マイクはありませんでした。

予選Aグループは本選と同じ会場だったので、そこに当たった人は会場慣れできます(笑)

予選審査員は1名。また、審査員とは別にプロンプター(進行役)が1名です。

暗唱チェックはプロンプターの方が実施しており、予選審査員は発音やデリバリー(スピード、音の強弱、身振り手振りなど)に集中して審査していたようです。

ちなみに、スピーチ中に文章を忘れてしまった場合は、プロンプターに「Excuse me.」と言えば、続きを5ワード程度教えてもらえるというルールでした。

予選体験記

さて、いよいよここから私の体験記。

私は同じグループ9名のうち、3番目の発表でした。

トップバッターは嫌だし、かといってずっと緊張したくもなかったので、ラッキーでした。

運営側によって決められているので、発表順は完全に運です。

結構みなさん緊張されていたと思います。つっかえたり、思い出せない人もそれなりにいました。

そして私ですが、緊張で頭の中が真っ白になりました。

事前の練習ではスラスラできてた部分でつっかえまくって、焦って、余計にわからなくなる悪循環。

あげく2か所ほど思い出せずに「Excuse me.」を使う始末。

結果発表を待つまでもないレベルの惨敗でした。

惨敗した私のスピーチがこちら




本選~同じスピーチとは思えないバラエティ感~

予選は午前いっぱい行われます。

そしてお昼ご飯を挟んで、開会式。ここで本選出場者が発表されます。

5つのグループの上位2名ずつ、合計10名。男性2名、女性8名が進出しました。

経歴は大学生、医師、主婦、英語講師などなど

決勝は3人のジャッジの合計点を競う形式。

(ちなみにそのうちの1人はこのブログの共同執筆者わたでした!)


決勝は、本当にいろんなタイプの人がいました。

  • 正統派スピーチ
  • 感情いっぱいのスピーチ
  • マララさんっぽいスピーチ
  • 演劇のようなスピーチ

自分は予選で敗退しましたが、本選進出者のスピーチを聞くだけでも十分参加した価値があったなぁと思います。

ちょっとした問題提起~ジャッジについて~

ここまで良かったことばかり書いてきたので、少しばかりの問題提起もしてみます。

それはジャッジの評価基準です。要は優れたスピーチ」とは何か、という定義が全くないんですよね。

運営側にはあるのかもしれない。

でも、優勝者に求められるものが参加者には伝わってなかったと思います。

例えば、

  • 暗唱できていなかった場合、どの程度の減点になるのか。
  • デリバリー能力と発音・アクセント能力はそれぞれどの程度影響するのか。

もっと踏み込むなら、たとえば、

  • 80点のスピーチってどんなスピーチ?

ってことです。

本選のジャッジ3名は、それぞれが自分の評価軸でキチンと評価していたと思います。

でも、

  • Aジャッジは大体60点台
  • Bジャッジは大体70点台
  • Cジャッジは大体80点台

みたいな点数だったんですよね。

同じ評価基準だとしたら、ちょっと点数の付け方に差があるなぁと思うわけですよ。

上記のような場合、例えば大体60点台だったAジャッジが90点台を付けると途端にその発表者は有利になりますよね。

つまり、点数の付け方に振れ幅が大きいジャッジの影響力が強くなるシステムなんです。

こういうシステムでの採点なら、もっと評価軸を統一しないとダメなんじゃないの?と思った次第です。

歴史がまだ浅い大会なので仕方がないのかもしれませんが、この辺は改善されるといいなあと思います。



なんだかんだ言って楽しかった

問題提起もしましたが、

なんだかんだ言ってめっちゃ楽しかったです。

なにが楽しかったのかなぁと振り返ると、

  • 自分の英語を大勢の人に聞いてもらえる
  • 色んな人の英語を聞くことができる

そしてなにより、

  • 当日に会場にいた人がみんな笑顔だった

ことに尽きると思います。

英語学習って結構孤独だと思います。

でも、同じように頑張ってる人がたくさんいるってわかって、少し気持ちが明るくなりました。

そんな素敵な大会を開いてくださったOPETS杯運営の皆様には感謝です。

ありがとうございました!

OPETSのHPはこちら

大会メインジャッジ横山カズ先生のTweetより

OPETS代表の斉藤先生のTweetより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無効となりますので、ご注意ください。(スパム対策)