こんにちは☔ マルチリンガールわた (🐤@norinoricotton)です!
何かしらの資格試験や言語をがむしゃらに勉強をしていると、ある時点で、どうしても「壁」にぶつかることがあります。
今回はそんなあなたに読んでほしい記事です。
・TOEIC800〜900点の壁をなかなか超えられない人
・TOEICに向けて勉強するのがイヤになってきた人
・ネイティブはTOEICで何点取るのか気になる人
TOEIC700点台までが一番楽しい?
あなたはTOEICの勉強が楽しかったことはありますか?👀
という人は、論外かもしれませんが(笑)
悔しさがバネになる好循環期
私の指導経験上、また生徒に実際に聞いてみた印象では、TOEIC700点台までが一番楽しいと感じる人が多いようです。
その理由としては、
・明らかにTOEICスコアが上がった
・やればやっただけスコアが伸びる
・以前分からなかった問題が目に見えて分かるようになった
・さっぱり分からない問題が減ってきた
・あと少しで制限時間内に全問解けそうな気がする
が挙げられます。
そして、ミスをしてしまった時、
この悔しさをバネに勉強に励むことができ、スコアが上がることによってまたモチベーションになり、好循環につながるのです。
スコアが伸びない停滞期
しかし、分かりやすい指標でありバネであったスコアが伸びない時期が続くと、先ほどの好循環がうまくいかなくなってしまい壁にぶつかります。
そしてこの長期化によって、TOEICの勉強が楽しくなくなってしまうのです。
点数が伸びないのは、
・効率の悪い勉強の仕方をしている
・苦手なパートや弱点から目をそらしている
・的外れな勉強をしている
・そもそも勉強量が足りない
など、人によって違います。
しかしなぜ点数が伸びないかではなく、なんのために点数を伸ばしたいのかに焦点を当てようと思います。
誰しもTOEICスコアが伸びる楽しい時期と伸びない楽しくない時期がある
なんのためのTOEIC高得点?
あなたはなんのためにTOEICの高得点を狙っているのか、なぜスコアを伸ばしたいのか。
伸び悩み、行き詰まった時、ぜひ立ち止まって考えてほしいポイントです。
大学の単位や大学院で必要だから?
職場で必要だから?
昇進・昇給のため?
英語がペラペラになりたいから?
自己投資・スキルアップのため?
TOEIC自体が好きだから?
目的・目標は人それぞれだと思いますが、果たしてTOEICじゃないといけないのでしょうか?
TOEICのメリットと限界
確かにTOEICは非常に優秀な試験であり、社会人で英語学習をはじめる人がTOEICに絞って勉強をするのに適した試験だと思います。
TOEICの特徴やメリットについては、社会人TOEICerのNori (🐤@Nori_odashi)が、こちらにまとめています。
しかし、あくまでTOEICはビジネス英語特化試験なのです。
あなたの目的はビジネス英語なのでしょうか。
他にも英検やIELTS、TOEFLなど、英語の実力を試す試験はたくさんあります。
もしあなたのTOEIC受験の最終目標がスコアでない限り、TOEICを盲信して猛進してしまうことが危険だと思いませんか?
ネイティブのTOEICスコア
意外と知られていないかもしれませんが、ネイティブスピーカーなら必ずしもTOEIC990点をとるとは限りません。
『金フレ』『銀フレ』などの著者としても有名なTEX加藤氏によると、
複数の大学卒のネイティブ・スピーカーにTOEICを受検させたところ得点分布は930~960点だった
ー『TOEICオタクのブログ』より引用
とのことです。
おそらくTOEICの形式に慣れていなかったり、ビジネス英語に慣れていなかったり、という理由でしょうか。
一方、英語ネイティブのYoutuber、バイリンガールちかさんは、TOEIC990点満点でした。
この動画の中で、
と安堵していますが、決して当たり前ではありません!(笑)
ワシントン大学のビジネススクール出身で、かつ英語でのビジネス経験があるからこそなせる業なのです💪
つまり、
❎英語ペラペラ→TOEIC満点🙅♀️
❎TOEIC満点→英語ペラペラ🙅♂️
ということです。
ちなみに英語ニアネイティブの私はTOEIC対策一切なしのTOEIC受験で960点でした。
でも全然悔しくないんです。
それは❎英語ペラペラ→TOEIC満点🙅♀️ということが分かっているから💡
私はビジネス英語を極めたいわけではなく、また満点を取る必要もないので、「せっかくなら満点を」と思って受験したものの、結果を見て「そんなもんかな」程度。
特段悔しいとは思いません(負け惜しみじゃないですよw)
・TOEICはビジネス特化試験なので、ビジネスにこだわる必要のない人は他の選択肢がある
・ネイティブでもTOEIC990点満点が取れなくて普通
まとめ〜手段と目的を取り違えないで〜
TOEIC受験を目的にしていませんか?
もし他の目的があるなら、それを見失っていませんか?
TOEIC受験が英語勉強の一手段に過ぎないのなら、TOEICにこだわる必要はありません。
「それでもTOEICがいい」という人でも、別の英語資格を勉強してみたり、ラジオ英会話を聞いてみたり、TOEICと全く関係のない英語の勉強をするのも、多角的な英語のスキルアップにつながるはずです。
手段と目的を取り違えてはいけない。
「TOEICで◯◯点以上取る」とか、「◯◯さんが良いって言ってたからこの参考書にする」とか、それで大丈夫?って人結構多い。
この例で言えば、なんでTOEICで点数を取りたいのか、どうしてその人はその参考書を薦めているのか、そこまでしっかり考えないとね。
— Nori@ラジオ講座×TOEICブロガー (@Nori_odashi) 2018年7月3日
TOEICオタクさんや、「TOEICのハイスコアがなくてはならない」という人でも、もし行き詰まっているなら、TOEICの勉強が嫌になってきてるなら、一度違うことをしてみるのがオススメです👌
そして、また少し経ってからTOEICに戻ってきたらいいんです。
もしかするとスコアはちょっと下がっているかもしれませんが、そのスコアはあなたにとってより意味のあるもの、価値のあるものになっているはずです。