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韓国留学記~培材(ペジェ)大学のサマースクール短期留学に1ヶ月行ってみた

この記事を書いた人
わた
マルチリンガール

10以上の言語と戯れるマルチリンガル(多言語話者)帰国子女。日本語とスペイン語のネイティブスピーカーで、英語はニアネイティブ。大学時代に交換留学生として1年間韓国へ留学。中高生の受験対策指導、社会人向け個別指導など英語講師としての指導実績多数。2020年からはオンラインで世界中の生徒に日本語を指導。TOEIC960点、スペイン語実務翻訳士。当ブログでは多言語学習や海外生活の記事を中心に執筆。最近はスウェーデン語にハマっている。

わた

こんにちは!マルチリンガルわた (🐤@norinoricotton)です☺

韓国の短期留学ってどんな感じなのかな?

初めての留学だと、誰でも不安や心配でいっぱいですよね😂

わた

私もそうでした😭

今回は、私が参加した培材大学校(ペジェ大学校・배재대학교)の語学研修・サマースクールについて、ご紹介します🇰🇷

結論から言うと、サマースクール、めっちゃオススメです!!!

大学や地域、時期によって、プログラムの特色は変わってくると思いますが、これから韓国に短期留学したい方のご参考になれば嬉しいです💓

この記事はこんな人にオススメ

・これから韓国の短期留学に行きたい人

・これからペジェ大学のサマースクールに参加したい人

・韓国・大田(テジョン)に興味のある人

韓国留学~春休み・夏休み中の1ヶ月短期留学がオススメな3つの理由

培材大学校(ペジェ大学校・배재대학교)とは?

ペジェ大学は韓国のちょうど真ん中あたりに位置する韓国第5の都市・大田(テジョン)広域市にあります。

韓国でもあまり有名な大学ではないのですが、1885年創立の私立大学なので歴史は長いですね👀

朝鮮半島で最初の近代教育機関・培材学堂として、アメリカ人プロテスタント系(メソジスト)宣教師、H.G.アペンゼラーによって建てられました。

ちなみに、大韓民国の初代大統領・李承晩(イ・スンマン)もこの培材学堂で勉強していました。

大学・大学院合わせて14,000人以上の学生が在籍しています。(培材大学校HPより)

ここだけの話ですが、ペジェ大学の学生たちは、自分たちの大学のことを「폐재대」(廃材大)とふざけて呼ぶほど大した大学ではないとジョークを言っていました😱

培材(배재)と、廃材(폐재)の韓国語の発音が少し似ているんです😅

偏差値など大学のレベルの参考になる資料を探してみたのですが、残念ながら(?)裏づけの資料は見つかりませんでした(笑)

*上の写真は、1899年9月8日の地方新聞に掲載された培材学堂大学部学生募集広告文です。培材大学本館ロビーに展示されていました👀

培材大学のサマースクールに参加したきっかけ

なんでペジェ大学にしたの??

日本の大学の韓国語クラスの教授が「こんなプログラムがありますよ〜」と私たち学生に紹介してくれたのがきっかけでした。

確かその教授の知り合いがペジェ大の関係者で、話が回ってきた、というような経緯だったと思います。

ペジェ大学は、私たちの大学と姉妹校提携をしていなかったので、あくまでも個人での申し込みになりましたが、正規で申し込むよりかなり割安でした🙏

プログラムの名前はPAISS(PaiChai University International Summer School)でした。

ペジェ大学の外国語学部(英語英文学科、中国学科、日本学科、ロシア学科など)の有志の学生10人ほどが主体となって韓国語の授業以外の企画・運営や留学生の案内役を務めるものでした。

学生の企画・私たちが参加した年がPAISS4回目ということで、留学生の受け入れにとても手馴れていた印象でしたよ😊

宿泊した学生寮

PAISSサマースクール期間中は、大学のキャンパス内にある学生寮に宿泊しました。

1階は、ソファーなどが置いてあるロビー。

集合場所は基本このロビーでした。

そして、2階が女子寮、3階が男子寮になっていました。

私たちが泊まったのは、一部屋16人の大部屋

「一部屋16人」というとびっくりな数字ですが、その一部屋は8Lアパートのような設計で、真ん中はリビングのような共有スペースがあり、左右に4部屋ずつ、個室が計8部屋ありました。

個室は二人部屋です😌

そして共有スペース側にトイレが4つ、シャワー室が3つです。

他に一部屋6人の部屋もあるみたいです。

決して「快適そのもの」とは言えませんが、周辺施設もそこそこ充実してるので、なんとかなりました😅

私はキャンパス内にあるカフェや、大学キャンパスから徒歩10分ぐらいのところにあるコンビニやカフェに逃げていました(笑)

培材大学校のホームページに学生寮(生活会館)の写真がたくさんあるので参考にしてみてください。(배재대학교 국제언어생활관)

PAISSのプログラムハイライト

PAISSのサマースクールは8月のおおよそ3週間。

その間に、韓国語の授業はもちろん、韓国の文化体験やテーマパーク巡り、ラフティング(川下り)など、朝から晩まで本当に盛りだくさんでした😎

韓国語の授業

サマースクール初日にレベル分けのための簡単なテストを受けて、レベルにあった授業を受けることができます!

基本的にサマースクール中は、平日の午前中9時〜12時までの3時間、びっしり韓国語の授業を受けます

人生初めての、すべて韓国語で行われる授業。

9時〜11時までの2コマは文法メイン、11時〜12時までの1コマは会話メインでした。

正直、授業についていけるかすごく不安だったのですが、先生やクラスメイトがとても親切だったので、なんとか励まされながら頑張ることができました😂

国際色豊かな参加メンバー

参加者は、約100人。

10班に分かれて韓国語の授業以外の活動は、所属の班ごとに行動します。

日本人が3割ほどでしたが、それ以外は中国、台湾、マカオ、モンゴル、ウズベキスタン、ロシア、ドイツなどから、本当に国際色豊かな学生が集まっていました🌏

様々な活動をこの多国籍メンバーで行うので、国際交流感が半端なかったです(笑)

それまで直接話したことのない国の人と、お互いの母語(第一言語)ではないたどたどしい韓国語で話すのは今までにない経験でした。

ちなみに私は仲良くなった中国人のおかげで、中国語に一時期ハマりました(笑)

また、クラスメイトだったドイツ人🇩🇪の子が、まさかのペルー育ち🇵🇪で、しかも韓国語も日本語もかなりできるということで、びっくり😳

わた

地球は広くて狭いんだな〜

と実感したエピソードでした💕

全州観光

韓国語の授業以外の平日の午後や週末は、結構活動的なアクティビティーが満載!!

大型バスに乗り、みんなで大移動🚌

その行き先の一つが、大田市のお隣の全羅北道(チョルラプクド・전라북도)全州市(チョンジュシ전주시)でした。

日本語だと忠清北道の清州(チョンジュ・청주)と同音になってしまうので間違えないよう注意が必要です😅

韓国で最も住みやすい街として知られており、今でも韓屋村(ハノンマウル)には伝統家屋が残る古い町並みのほか、歴史あるカトリック大聖堂も見ることができます。

なんとあのビビンバの発祥の地で、本場の絶品石焼全州ビビンバ(돌솥 비빔밥)も食べられるんですよ😋

私たちが行った日はあいにくの雨でしたが、情緒ある全州の街を満喫できました!

チムジルバン体験

韓国の庶民のリラックス施設として大人気のチムジルバン(찜질방)。

サウナや温泉、仮眠室などがある健康ランドです♨️

特にサウナは種類が豊富で、岩盤浴やドーム型のものなど様々です👍

温泉以外は男女兼用なので、若いカップルからアジュンマたち、老若男女に人気なんですよ👀

ここに、外国人100人ほどの団体で行きました(笑)

他のお客さんもびっくりですよね😅🙏

24時間営業の施設なので、売店やレストランもあるので、チムジルバン泊という選択肢もあります。

チムジルバンでオススメなのは、ゆで卵とシッケ(식혜)という甘酒の一種です😋

わた

チムジルバンでリフレッシュしました✨



エバーランド&カリビアンベイ

韓国の文化体験のみならず、ソウルで大人気のテーマパーク行ってきました♪

しかも2日に分けて…!😅

正確にはソウルではなく、ちょいと南のベッドダウン、龍仁(ヨンイン)市に位置します!

1つ目は、夢の国ネズミーランドをモチーフにしたのではないかというデザインのエバーランド🐭

広大な敷地に屋内・屋外ともにアトラクションが充実しています!

実は、私、バスや電車どころか、自分が運転する車でも酔ってしまうほど乗り物酔いしやすい体質でして😱

わた

なんとか、なんとか乗り切りました😭(笑)

そして二つめは、カリビアンベイ🌊

実はエバーランドに隣接しているウォーターパークで、こちらも広大な敷地に屋内・屋外ともにアトラクションがいっぱいです。

入場前に、ロッカーで水着に着替えて本格的に濡れに行く施設です(笑)

夏にぴったりですね😎

私は泳ぎは得意で好きなので、こちらは満喫できました😂

伝統格闘技テコンドー体験

大学内でも様々な体験ができました。

まずが、韓国の伝統格闘技・テコンドー(跆拳道)体験です!

道着に着替えて、テコンドーの基本的な型を練習したり、写真を撮ったり。

正直、そこまで格闘はせずに、写真撮影で盛り上がっていました(笑)

韓国伝統遊び

またレクリエーションとして、韓国の伝統的な遊びユンノリ(윷놀이)の体験もできました。

日本でいうお正月の凧揚げや、羽根つきのようなものでしょうか。

サイコロの代わりに4本の木の棒を投げ、その裏表の数でマスを進めます。

ルールが複雑であまり理解できなかったのですが、大人数で遊べるようにアレンジされており、楽しむことができました😊



まとめ〜サマースクールにぜひ一度〜

このほか、工芸品作りやラフティング(川下り)、グルメづくしの毎日で、ここでは紹介しきれないほどPAISSのプログラムは盛りだくさんでした。

この記事を書くに当たって、当時書いた日記を読んでいたのですが、文面から楽しさが溢れていて、改めてペジェ大学のサマースクールに参加して良かったと思いました。

1年の長期留学と比べると、サマースクールはプランがしっかり立てられている分「自由気ままに」とは行きません。

でも、本当に行く価値はあります!!

正直3週間ちょっとという期間で、ここまで充実しているなら、

わた

行くっきゃないっしょ!

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