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- 独学TOEIC900超え
独学でTOEIC925点、英検準１級取得。 学生時代は英語が大の苦手で、はじめて受けたTOEICは255点。社会人になり英語勉強を再開し2年でTOEIC925点、英検準１級を取得。身につけた英語力を生かして転職し、英語を使う環境に身を置き日々精進している。当ブログでは英語学習初心者向けの記事を中心に執筆。最近はブログ執筆（当ブログ以外に2つ運営）に凝っている。
こんにちは、ラジオ講座×TOEICブロガーのNori (🐤@Nori_odashi)です。
今回はNHKゴガクの《高校生からはじめる「現代英語」》を紹介します！
「高校生から」とついていますが、実は社会人にも聞いてほしい実践的な英語の講座です！
・学校で習った英語は得意だったけど、実際に使うのが苦手な人
・英語でニュースや新聞記事を理解したい人
・実際に世界で使われている英語を知りたい人
NHKゴガクってなに？ラジオなんて持ってないんだけど…という人は、NHKラジオ講座で外国語学習をはじめるべき理由でその大枠について説明していますので、参考にしてください。
《高校生からはじめる「現代英語」》とは？
のり
①講座内容
NHKゴガク《高校生からはじめる「現代英語」》の公式HPは以下のように説明しています。
高校生レベルの表現で書かれた英語ニュースを教材にした、新聞・テレビやインターネットなど、”現代の世界で実際に使われている英語”（＝現代英語）への入門講座。社会・経済・科学技術・文化など多岐にわたるニュースで英語を学びながら知識も広がる、一挙両得の番組です。
のり
・高校時代にアメリカ（ミシガン州）、大学時代にイギリスのロンドン大学に留学。
・一橋大学を卒業後、「ジャパンタイムズ」記者として、外務省、大蔵省、首相官邸などを担当。
・「週刊ST」編集長や「ジャパンタイムズ」編集局長を務めた。
・NHK「ニュースで英会話」元講師で、2017年度より「高校生から始はじめる現代英語」を担当。
なんと、あの「ジャパンタイムズ」で編集局長を務めたほどのプロフェッショナルなんです！
・アメリカ・ケンタッキー州出身。
・大学では演技と歌唱を専攻。現在は俳優、声優、歌手として活躍。
・NHK連続テレビ小説「花子とアン」でスコット先生役として出演。
・「プレキソ英語」や「歴史秘話ヒストリア」にも出演。
ネイティブスピーカーアシスタントのハンナ・グレースさんは、幅広く声優業をされている方で、英語のナレーションがとても上手です。
②放送時間
のり
放 送：毎週火曜・水曜 午後6:30～6:45
再放送：毎週木曜・金曜 午後3:45～4:00／午後10:00～10:15
再放送：毎週土曜・日曜 午後0:40～0:55
再放送：日曜 午後10:25～10:55（2回分）
③講座レベル（難易度）
《高校生からはじめる「現代英語」》は、講師の伊藤サム先生によると「基礎英語４的な位置づけ」とのことですが、実際はもう少し難しいと思います。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のランク分けで、B1～B2レベルです。
B1～B2レベルとは、以下のようなレベルです。
＜B1＞
社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
・日常生活ならだいたい理解できる。
・海外を旅行中に、さまざまな対応ができる。
・簡単だが、首尾一貫した文章を作れる。＜B2＞
社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
・自分の専門分野であれば、抽象的な議論も理解できる。
・母国話者ともリラックスして、自然にやりとりができる。
・いろいろな話題についての意見を長短含めて述べることができる。–2018年度NHK英語講座レベル一覧より引用
NHKゴガクのラスボス「実践ビジネス英語」を除くと一番レベルの高い講座になります。
TOEICの公式HPによると、B1レベルはTOEIC550点以上（L275～＋R275～)、B2レベルはTOEIC785点以上（L400～＋R385～)だそうです。
意外と骨太な講座なので、TOEIC600点レベルで聞く場合は、テキストを買ったほうがよいと思います。
「ちょっと難しそう…」という人には、《ラジオ英会話》や《入門ビジネス英語》がオススメです。
【2018年度】《ラジオ英会話》で英文法のハートをつかもう！
【2018年度】《入門ビジネス英語》でTOEIC対策をはじめよう！
《高校生からはじめる「現代英語」》をはじめよう！【準備編】
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先ほど放送時間を書きましたが、実際にその時間に準備するのは難しいですよね？
そんな人にはストリーミングで聞くことのできる、NHKゴガクのスマホアプリがオススメです。
放送は1週間遅れになりますが、好きな時間に・何回でも聞けるのが魅力です。
もちろん無料ですよ！
そしてテキストはこちら。
テキストなしでも勉強はできますが、より効果的に勉強したいなら買ったほうがよいでしょう。
1か月あたり500円未満とお財布にも優しいですよ。
ちなみに、kindle版は書籍より少し安いので、電子版に抵抗がなければそちらもオススメです。
アプリとテキストを揃えたら、勉強開始です！
《高校生からはじめる「現代英語」》のここがオススメ！
《高校生からはじめる「現代英語」》は、週２回の放送を１セットとして１つのニュースを取り上げます。
１日目は、スクリプトの内容確認、表現方法の解説、背景知識の習得をします。
２日目は、反訳トレーニング（後ほど解説）、ディスカッションをします。
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生きた「現代英語」が学べる！
まず、スクリプトについてです。
《高校生からはじめる「現代英語」》は、ニュース英語を基本としています。
教材はNHKの国際放送NHK Worldで放送されたものをベースにしているようです。
番組では教材として、NHKの国際放送NHK Worldで放送された英語ニュースを、比較的易しい語彙や表現で書き直して使用します。ニュースの内容は、社会・経済・科学技術・文化など多岐にわたる予定です。知識を広げながら、楽しく英語を学びましょう。
例えば見出しの表現など、教科書では学べない少し特殊な英語表現を学べるのが魅力です。
また、「Things You Should Know」「Sounds Notes」のコーナーで、現代英語を理解するためのヒントを学ぶことができます。
例えば最近の放送では、実は the には3種類の発音があることの解説がありました。
日本語で書くところの「ザ」「ジ」「ジィー」の3つです。
子音の前の「ザ」、母音の前の「ジ」、そして強調の前の「ジィー」。
教科書では習わないけど、実際では使う表現です。
反訳トレーニングでアウトプットの練習ができる！
特徴的なコーナーに「反訳トレーニング」があります。
「反訳トレーニング」は、伊藤先生が提唱している語学上達法で、長い文章を部分的に訳していく練習法です。
「反訳トレーニング」は伊藤サムさんが提案している学習法で、「反訳」とは、「反対方向から訳す」という意味です。英語を勉強するときは、英文を日本語に訳して意味を理解するだけはなく、日本語の訳文を見て元の英文を言う（＝反対方向に訳す）ことができるまで、繰り返し練習してください。「反訳トレーニング」はきつい練習ですが、英語の発信力を養うのに最適です。
イメージとしては、スラッシュリーディング＋瞬間英作文といったところでしょうか。
意味のまとまりごとに区切って英訳をする練習をし、最後にひとまとめに英訳をすることで、長い文章を英語にする訓練になります。
長い文章は、意識的に練習しないといつまで経っても話せるようになりません。
そういった意味で、この「反訳トレーニング」は良い練習になるでしょう。
《瞬間英作文》で中学英文法をマスターし、英会話の第一歩を踏み出そう！
ディスカッションを体験できる！
最後に、ディスカッションのコーナーについてです。
このコーナーでは、伊藤先生とハンナさんによる模擬ディスカッションが行われます。
実際にディスカッションをするときに、どんな点に注意するべきか、どういう流れで進行するかなど、実際のディスカッションを体感できる内容になっています。
ビジネスで英語を使うことを考えている人や、あるテーマに沿った意見の発表（英検の二次試験など）の対策になります。
さいごに～学校英語から現代英語へ～
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《高校生からはじめる「現代英語」》は、中学・高校で学んだ「学校英語」と実際に世界で使われている「現代英語」をつなぐ役割を持っています。
「現代英語」とは、講師の伊藤サムさんが提唱している概念で、”現代の世界で実際に使われている英語”を指します。具体的には、新聞・テレビなどのニュースや、インターネット上で使われている英語のことです。こうした英語は、使われる表現や文法などが学校で学ぶ英語とは異なります。違いを意識して英文を読みながら、社会で実際に使える英語力を養いましょう。
いきなり英字新聞や英語ニュースに挑戦して挫折してしまう前に、この講座で「現代英語」の基礎を学びましょう！
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