のり
今回は、英検準1級一次試験に一発合格した私が、英検準1級の語彙について、傾向と対策を紹介します!
㊗️英検一次合格🎉
まさかの英検準1級一次試験合格してました!!
リーディング・リスニングがボロボロだったので全く期待していなかったのですが、ライティングに助けられました笑
落ちた気でTOEIC勉強に切り替えていたので、二次試験対策しないと💦笑#英検#英検合格発表 #英検準1級 #英検準一級 pic.twitter.com/mcuHxMG6UQ— Nori🍊ラジオ講座×TOEICブロガー (@Nori_odashi) 2018年10月22日
とはいいながら、私の実際の結果は、ライティング(英作文)に助けられ、リーディング・リスニングパートは合格者平均点未満なので、まだまだ対策が足りなかった部分もあります。
この記事で紹介する内容を参考に、アレンジを加えていただけると幸いです。
- 英検準1級を受験する人
- 単語学習が昔から苦手な人
- リーディングが苦手な人
英検準1級の語彙問題はレベルが高い!
英検準1級で「単語」が決め手となる問題は大きく2つあります。
- 語彙問題(単語自体を知らないと解けない)
- 長文問題(単語がわからないと全体の意味が取れない)
そして、英検準1級では①語彙問題のレベルがめちゃくちゃ高いです。
例えば、平成29年度第2回で出題された語彙問題の選択肢はこんな感じ。
<問題文は割愛します>
- miscellaneous
- sweltering
- thunderous
- dejected
空欄となっているところに当てはまる単語を選ぶのですが、そもそも選択肢の単語になじみがないものが多数!なんて事態に陥ります。
わからない単語が1つだけなら消去法ができますが、2つ以上あったらお手上げです。
そういう意味で、英検準1級の語彙問題は鬼門と言えるでしょう。
一方、②長文問題は、単語自体のレベルが語彙問題より易しいうえ、前後の文脈判断が使えるので絶対に押さえておきたいです。
- 解ければアドバンテージになる「語彙問題」
- 解けなければ合格が遠のく「長文問題」
英検準1級「語彙問題」の単語対策
語彙問題は、大問1の4択問題で出題されます。
全25問のうち、21問が語彙問題、残り4問がイディオムというのが最近の傾向です。
合格を目指すのであれば、語彙問題は最低でも半分は正解したいところです。
合格レベルを目指すためには、語彙問題は2ステップで勉強を進めるのが良いと思います。
- 単語帳で最低限「見たことある」状態にする
- 過去問・予想問題演習を重ねる
キーポイントは単語帳の活用方法です。
早いうちに「あー、1回覚えたなぁ」という状態にしましょう。
全くの初見の単語だらけでは、問題を解くのが苦痛になってしまいます。
オススメ単語帳
私のオススメは王道のパス単です。
英検対策では迷ったら旺文社を使うのが安全です。
この単語帳のいいところは、単語帳そのものよりアプリ対応なところです。
英語の友 旺文社リスニングアプリ
Obunsha Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
英語の友は公式のアプリで、基本無料です。
リスニング音源に対応しているので、しっかり勉強したい人にオススメ。
しかし、操作性はイマイチです。
mikan でる順パス単1級
mikan Co.,Ltd.¥840posted withアプリーチ
mikanは、英単語アプリで大人気シリーズです。
こちらは、「覚える」ことに特化しているので、とにかく早く覚えたい人にオススメです。
有料(840円)ですが、本より使い勝手が良い部分も多いので、自分の好みに合わせて使い分けると良いでしょう。
私はmikanアプリを中心に勉強しました。
オススメ問題演習
ある程度、単語を覚えたかなと思ったら問題演習をはじめましょう。
私は開始するのが少し遅くなってしまい、対策が手薄でした。
遅くとも試験の2週間前くらいからは問題演習をはじめると良いと思います。
問題演習の優先順位は、過去問→予想問題です。
過去問は実際に出た問題なので、雰囲気がつかめます。
予想問題はあくまで予想です。英検はTOEICに比べて問題研究があまり進んでおらず、ちょっと雰囲気が違う印象もあります。
そういう意味で、予想問題は過去問が完璧になって余裕のある人だけでよいでしょう。
過去問はどれを使っても良いと思いますが、私はコスパ重視で学研を利用しました。
レイアウトの好み等あるかと思うので、値段重視でない人は実際に書店で見比べてから買うのがよいでしょう。
予想問題は、2018年8月に改訂されたばかりの旺文社のものがオススメです。
全500問あるので、1日25問ずつで20日間使えます。
ただ、25問×4選択肢×20日間=2,000単語なので、かなりハードです。
予想問題は語彙問題で差をつけたいならやる、という感じでしょうか。
英検準1級「長文問題」の単語対策
長文問題は単語帳とにらめっこする必要はありません。
とにかく長文の中で推測する力を身につけるトレーニングをしましょう。
大事なのは、英検準1級で問われそうなテーマに触れることです。
英検準1級の長文テーマは、大きく5つにわかれます。
- 自然・環境
- 医療・テクノロジー
- 文化・歴史
- 教育・心理
- 社会・ビジネス
物語や、TOEICのようなお知らせ文・メールなどの読み取りは出題されません。
ひとことで言えば、英検は学術的なテーマが多いと言えます。
長文問題の対策の進め方は下記2ステップ。
- 過去問で問題の傾向、自分の苦手分野を把握
- 参考書で苦手を補強
「語彙問題」とは過去問・参考書の使い方は逆になります。
まず過去問で苦手把握→補強のほうが、少ない勉強時間で合格点に届きます。
過去問は先ほど書いたように、自分の好きなレイアウトのものを選びましょう。どの出版社でも問題自体は同じなので。
オススメ参考書
この本はテーマ別に長文を読みながら単語を身につけることができます。
大学受験単語帳で有名な「速読英単語」の英検版といったところでしょうか。
音源付きなので、リスニング対策にも役立ちます。
私は1つめから順番に始めた結果、試験日までに終わらせることができなかったので、まずは苦手分野だけサクっと終わらせましょう(笑)
オススメラジオ講座
参考書の他にも、長文対策になるものがあります。
それが、高校生からはじめる「現代英語」というラジオ講座です。
この講座はNHK WORLDで使われたニュース原稿をもとにしたラジオ番組で、レベル・テーマともに英検準1級にピッタリです。
講座の視聴自体は無料で、テキストは1か月500円程度です。
とてもためになる講座なので、英検準1級受験者は必聴でしょう。
のり
1回15分、週2回とお手軽なので、興味ある人は聞いてみてください。
詳しい内容は下記の記事も参考にしてくださいね。
【2018年度】《高校生からはじめる『現代英語』》は社会人にもオススメ!
さいごに~単語学習で差をつけよう!~
今回は英検準1級の単語学習についてまとめました。
対策のしやすい英作文・リスニングに比べると、単語はかなり厄介です。
しかし、苦手としている人が多いのもまた事実です。
単語学習は英語習得で避けては通れない道!
できるようになれば差をつけられると考えて、前向きに取り組みましょう!
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