わた
この記事を読んでいるということは、英検3級一次試験を合格されたということでしょうか✨
わた
あと、一歩です!💪💪
今回は3年以上塾講師・模擬面接官を務めている私が、何十人もの英検受験生を指導する中で気づいた陥りやすい間違いを中心に、合格ラインまで持ってくるポイントを面接Q&Aのパートごとに徹底解説します💪
- 英検3級二次試験を初めて受ける人
- 英検3級二次試験の対策をどうしたらいいのか分からない人
- 面接が苦手な人
英検二次試験の基本的な流れや、どの級にも共通する面接突破テクニックについては、こちらをご覧ください😊
本文の黙読&音読
面接官と簡単な挨拶を交わしたあと、最初にするのが、問題カードにある本文の黙読と朗読です!
本文の黙読(20秒)
問題カードを渡されたら、
などと言われ、本文を黙読する時間が20秒が与えられます。
ちなみにこの本文は40ワード前後。
この20秒間にしておきたいのは以下の2点です!
- 本文を全て読んで内容を把握する💡
- 単語の発音を脳内でイメージし確認する💡
ただダラダラと黙読をするのではなく、次にある質問に備えて、しっかりポイントを掴んで理解することが大事です。
そして意外と見落としがちなのが、②の単語の発音を脳内でイメージし確認すること。
知っている単語であれば、まだ大丈夫ですが、知らない単語・見慣れない単語が本文に含まれるときは、ある程度この黙読の20秒の間に読み方の見当をつけておくことが大事です👀
20秒で40ワード前後の文章を読み終えることができない人も多いかもしれません😅
でも速読は訓練をすれば、できるようになります💪
まずは、単語・構文ともに完全に理解できている40ワード前後の文章を反復して音読する練習しましょう。
徐々に初見でも読むスピードが上がっていることが実感できるようになりますよ!
本文の音読
本文を黙読する20秒が経過すると、試験官に、
などと言われるので、本文の音読をします!
音読に制限時間はありませんが、以下のポイントに気をつけましょう。
- タイトルを忘れずに読む💡
- 棒読みにならないよう、区切るところは区切る💡
- 発音・アクセントに注意する💡
- 分からない単語でも、堂々と「それっぽく」読む💡
②の棒読みをしないのは、当たり前のように感じますが、文の内容が理解できていなかったり、構文が取れていなかったりすると、棒読みになりがちです😅
また、読む際に内容が理解できていなくても、コンマの後は間を置いたり、列挙するときは区切りごとに語尾を上げたり(A⤴︎, B⤴︎ and C⤵︎)することはできそうですよね👀
④の堂々と「それっぽく」読むこともすごく大事です!
初めて見た単語でも、テンパらずに、まるで知っているかのように堂々と読むと、どうにかなるものです(笑)
知らない単語を目にすると、なぜか当然ローマ字読みになってしまう人がいますが、落ち着いて英語らしく発音することを意識してみましょう👆
Questions ①〜⑤
本文の黙読と音読の次には、早速5つの質問に答えていきます!
Question ①〜問題カードの文章を見て答える〜
まず最初の質問は、文章を理解できているかが問われる問題で、 “Please look at the passage.” から始まります。
Why, What, Where, Whenなどの疑問詞を聞き間違えてしまう💦
3級では、基本的に答えに当たる該当部分の文を丸々抜き取るだけで正解できます!
ただ、質問の冒頭で、肝心の疑問詞を聞き間違えてしまうことによって、的外れな答えをしてしまう人が多いです😱
英語の質問では、一番最初のワンワードがすごく重要になってくるので、しっかり最初の疑問詞に集中して聞きましょう💡
Question ②&③〜イラストを見て答える〜
2問目と3問目は、問題カードの下にある絵を見て、そこに描かれている特定の人物が何をしているのかを描写する問題です。
“Please look at the picture.”から始まります。
絵は、本文と何かしらの関係のある場面が描かれています。
ここでの鍵は、どれだけ的確に人物たちの動作を表現できるかです。
「本を読んでいる」「サッカーボールを持っている」「これからベンチに座ろうとしている」など、シンプルな表現が多いです。
質問と答えの時制が合っていない💦
この問題で一番多いミスは、質問を答えの時制がかみ合っていないことです。
動作表現に集中するあまり、現在進行形なのか、未来表現なのかまでを考えることができず、現在進行形なのにbe動詞が抜けてしまったり、-ingを付け忘れた文を作ってしまう人が本当に多いです😭
小さなミスでも、積もれば山となってしまいます。
今一度、現在進行形(be+動詞ing)や未来表現(will+動詞の原形、be going to+動詞の原形)の作り方を確認して、確実に答えていきましょう💪
Question ④〜日常のことを述べる〜
3問目が終わると、問題カードを裏返すように言われます。
そして、4問目は本文と全く関係のない、自分の日常について聞かれます。
「暇な時間に何をするか」「毎朝何時に起きるか」などの習慣や、「将来何をしたいか」など未来のことについて聞かれることもあります。
基本的にWh-疑問文、特に “What〜” で始まる質問が多いです。
本当のことを言おうとして考えすぎてしまう💦
敢えてわざわざ嘘をつく必要はありませんが、この問題では別に事実確認がされるわけでもなく、はっきり言って内容は関係ありません。
問われるのは、質問に対して、文法的に正しい答えができるかどうか。
思いついた日本語が英語にできないからと言って、いろいろ考えて時間を使ってしまい、パニクっていてはしかたありません。
一文で良いので、落ち着いて、一番答えやすい、構文・文法に自信のある英語表現を使って答えましょう😊
Question ⑤〜自分自身について述べる〜
いよいよ最後の質問!
⑤も本文と全く関連のなく、あなた自身についての質問がされます。
「あなたの街に公園はあるか」「犬は飼っているか」「朝食は毎朝食べるか」などのありきたりな質問が来ます。
この問題の特徴は、Yes/Noで答えられる質問をされること。
点数を確実に取りに行くポイントは3つ!
- Do you〜?で聞かれたら、
→Yes, I do./No, I don’t.💡 - Are you〜?で聞かれたら、
→Yes, I am./No, I‘m not.💡 - Is there〜?/Are there〜? で聞かれたら、
→Yes, there is/are./ No, there isn’t/aren’t.で答える💡
至ってシンプルですが、意外とできていない人がすごく多いです。
複雑なことは聞かれないので答えやすい分、小さいところで原点されないよう気をつけましょう。
またYes/Noどちらの答えでも、必ず“Please tell me more.” と詳細を話すように言われます。
この時も④の質問と同様、嘘でも良いのでw、一番答えやすい、構文・文法に自信のある英語表現を使って答えましょう。
最後に〜備えあれば憂いなし〜
筆記試験に比べて、試験前からやたら不安を煽ってくるのが面接ですが、はっきり言って突拍子もない想定外の質問が来ることはありません!
仮にそれが想定外だと感じたのだとしたら、それは残念ながら準備不足です💦
わた