こんにちは! マルチリンガールわた (🐤@norinoricotton)です😊
皆さんの学生時代の修学旅行の行き先はどこでしたか?👀
地域や学校にもよりますが、大阪や京都、東京、広島などの国内や、海外なんていう方もいるかもしれません。
わた
というわけで、今回は南米ペルー🇵🇪のリマ日本人学校(通称、リマ日校)に通っていた私が修学旅行で訪れたアマゾンの見どころをご紹介します🐊
・ペルー・アマゾンのジャングルに行ってみたい人
・海外の日本人学校の修学旅行のワイルドさを知りたい人
・リマ日本人学校の私の後輩☝️
【黄金の国ペルー】ってどんな国?16年住んだ帰国子女が語るその魅力
リマ日本人学校・修学旅行の行き先
日本人学校とは、日本の文部科学省が海外に住む日本人を対象に日本国内と同等の初等・中等教育を行う学校のことです。
全世界に100校近くありますが、「日本国内と同等」というだけあって、基本的に日本の公立学校と同じ教科書を使用します。
当然、先生も生徒も、ほとんど日本人です。
小中学校で定番の学校行事である運動会や文化祭、遠足ももちろんあります。
そして子供達が楽しみにしている学校行事のトップ3には入っているのが修学旅行です!
こちらの記事で、日本人学校についてより詳しく紹介してます!
【マルチリンガルへの道①】バイリンガルが帰国子女トライリンガルになるまで
修学旅行は2年に一回?
私が在籍していた頃は、小学校5、6年生のいずれかに1回、中学校1、2年生のいずれかに1回修学旅行がありました。
今年5、6年生の修学旅行があれば、来年は中学1、2年生の修学旅行がある、という具合です。
リマ日本人学校のような小規模学校では、1学年の生徒数が10人に満たないため、他学年と合同で行う行事が多いんですよ👀
ちなみに私は、小学校6年生のときと、中学校2年生のときに修学旅行の年が当たりました!
今回は小学校6年生のときの修学旅行をご紹介します😊
修学旅行の行き先!
リマ日本人学校の修学旅行は小中学校ともに行き先はペルー国内です🇵🇪
ペルーには日本でも有名なクスコやマチュピチュ、ナスカの地上絵など、文化遺産、自然遺産ともにたくさんの世界遺産があります!
ほかにもペルー第二の都市アレキパ(Arequipa)や第三の都市トルヒーヨ(Trujillo)など魅力的な街が行き先になることも💓
行き先は(たぶん)先生方やPTAが決めるので、私たち生徒には決定権はありませんでした(笑)
私は、実は10年以上もペルーに住んでいながら行ったことがなかったクスコ・マチュピチュに行きたかったのですが…
行き先はイキトス(Iquitos)に決まりました😂
イキトス(Iquitos)とは?
イキトスは、ペルー第5の都市であり、ペルーのアマゾン地帯では最大の都市です✌️
人口は2015年の統計で約26万人。
アマゾン川(Río Amazonas)上流に面していて、このほかに二つの川と湖にも面してます。
なんと「陸路では行けない最大の都市」と呼ばれており、船か飛行機でしか街に入ることができません!
わた
首都のリマからいく一番手っ取り早い方法は、飛行機です✈️
2時間弱ほどのフライトで到着します。
6,000メートル級のアンデス山脈を飛び越え、大蛇のようにクネクネしたアマゾン川が見えてきてたら、そこはもうイキトス!
ちなみに陸路で行くと、リマから車で14、5時間ほど砂漠を北上し、アンデス山脈を一日かけて越え、そこから船に乗り換えて、一日川を下って、ようやく到着。
気象状況にもよりますが、最短で3日はかかります😅
ちなみに、日本の厚生労働省は一部の地域に、海外渡航の際に予防接種を推奨しており、南米アマゾンもその対象です。
イキトスは熱帯雨林なので、行く前に黄熱病とマラリアの予防接種(ワクチン)を打ちました😱
病気を媒介する可能性のある蚊やその他の害虫から身を守るため、長袖長ズボンは必須ですよ👍
見どころ①アマゾン川の川下り
ジャングル探検というと、イモトさんの『世界の果てまでイッテQ』を想像される方も多い方と思います。
わた
空港や旧市街の町並みは、ペルーの他の地方都市と大差はありません。
しかし、やはり一番違うのは「川がすぐそばにある」ということです。
コスタ(Costa:沿岸地帯)やシエラ(Sierra:アンデス山脈地帯)とは違い、川が人やモノの主要な輸送手段になっています。
というわけで、私たち児童一同は、アマゾン川を下って、宿泊施設に移動しました!
川と言っても、世界最長&最大というだけあって、とにかく広いです👀
大西洋に面した河口部では幅が300kmを超えるほどです!
イキトスはかなり上流なのですが、それでも反対岸が見えないほどなので、川というより湖のような錯覚を起こします。
もちろん川の流れはある上に、常に濁流なので、川と分かるのですが😅
見どころ②ピンクイルカ
川を下っていると、稀に巡り逢えるのがピンクイルカ🐬
びっくりなのがその名の通り、ピンク色の体です!
サクラ色、という感じでしょうか。
ちなみに子供のイルカは、灰色。
アマゾンカワイルカとも呼ばれています。
アマゾン川は常に茶色く濁っていて視界はゼロなため、目は退化してしまったそう。
本当に綺麗なサクラ色なので、実際に目にするまで、なかなか信じられませんでした。
エンジンの音でも逃げてしまうくらい音に敏感なので、ピンクイルカエリア近辺で船の運転手さんがボートのエンジンを切ってくれて、水面に出る背びれを見ることができました👀
残念ながら乱獲や環境汚染によって個体数が減っているため、絶滅危惧種に指定されています💦
アマゾン地域では、ピンクイルカにまつわる伝説がたくさんあるそうですよ!
見どころ③ジャングル探検
アマゾンの熱帯雨林は多種多様な生態系を維持しています。
鬱蒼としたジャングルに一歩足を踏み入れただけで、たくさんの動植物に出会うことができます!
私たちが足を踏み入れたのはモーターボートが連れていってくれたサル島です🐒
多くのサルが生息していることから、この名前が付いていますが、もちろん他の動物もたくさんいます。
数メートルある大蛇オオアナコンダや、ナマケモノ、カピバラ、カイマン(ワニ)、赤黄色緑の色鮮やかオウムやハチドリなど、動物園でしか見たことがない動物たちに遭遇できます。
また、地面には2センチは優に超える巨大アリの群れが葉っぱを運んでいたり、30cmは余裕にあるトンボが飛んでいたり、20センチはある水色や黄色に輝くヘラクレスオオカブトムシまで…😱
川や池には、大量の巨大な蓮の葉!!!
大きいものでは直径3メートルもあり、子供であれば乗ることも可能なオオオニバスです。
わた
ちなみに、手懐けられたアナコンダを首に巻いたり、ナマケモノの赤ちゃんを抱っこしたりもできました😎
某友達はアナコンダを首に巻いた際、タイミング悪くアナコンダの尿を浴びてしまっていました💦
あと、ナマケモノは、すごーく臭いです😂(笑)
見どころ④ピラニア釣り
アマゾン川といえば、ピラニアですよね(?)
血の匂いを嗅ぎつけると、狂ったように噛み付いてくる超凶暴な魚として有名です。
が!!なんと、アマゾンではピラニアが普通に食用として流通しています😳
ちなみに量は多くありませんが、首都リマの大型スーパーのお魚コーナーにも並んでいたり💦
アマゾン川の静かな支流でピラニア釣り体験をしてきました♪
釣りといっても、細長いの木の枝の先端にU字の針が付いているすごくシンプルな釣竿を使いました。
餌は、鶏肉のササミ。
これが意外と簡単に釣れるんです!
私は小一時間の間に体長20cmぐらいのピラニアを二匹釣りました👍
釣ったピラニアはその晩、美味しく頂きました😋
塩焼きでいただいたのですが、淡白な白魚で、クセは全くありません♪
見どころ⑤バンガローとアマゾン蛍
私たちが宿泊したのは、川の側に建つバンガロー。
バンガローと言っても、高い柱の上にある高床式のものです。
アマゾン川の水位は、乾季と雨季で20メートルも差があります!
川の近辺の建物は、その水位差に対応するため、床ごと建物全体が浮くものや、高床式のものが一般的なんです👀
私たちが泊まった施設は、高床式の構造を除けば、割と一般的なホテル並みの設備で、個室やシャワー、ベッドなどを利用できました。
もちろん南米の熱帯で生まれたハンモックも利用可能👌
ただ夜になると、どこからか動物の奇声が聞こえたり、バンガローからバンガローへ移動する通路に、体長30cmの毛むくじゃらなタランチュラ(オオツチグモ)が出たりと、ジャングル感は満点💯
泊まったバンガローは街からかなり離れていたので、人工的な光は一切ありません。
見上げれば息をのむ満天の星空✨
星がないところがないぐらいです。
そして水辺には蛍の光。
すごく幻想的でした🌙
わた
まとめ〜世界の果てまでイッテQな感じだった〜
南米ペルー🇵🇪のリマ日本人学校の修学旅行をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
振り返ってみても、日本国内の修学旅行じゃまずありえないシーンばかりですね😅
やはり『世界の果てまでイッテQ』感満載といった感じでしょうか?(笑)
これからペルーのアマゾンに旅行に行きたい方や、リマ日本人学校の修学旅行に行かれる後輩は、ぜひ参考にしてみてください😎
ペルー🇵🇪の魅力は他にもまだまだたくさんあるので、また発信していきまーす💪