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【スペイン語】「おすわり」「お手」ってなんて言うの?ペルーの犬教育事情!

この記事を書いた人
わた
マルチリンガール

10以上の言語と戯れるマルチリンガル(多言語話者)帰国子女。日本語とスペイン語のネイティブスピーカーで、英語はニアネイティブ。大学時代に交換留学生として1年間韓国へ留学。中高生の受験対策指導、社会人向け個別指導など英語講師としての指導実績多数。2020年からはオンラインで世界中の生徒に日本語を指導。TOEIC960点、スペイン語実務翻訳士。当ブログでは多言語学習や海外生活の記事を中心に執筆。最近はスウェーデン語にハマっている。

わた

こんにちは♪マルチリンガールわた (🐤@norinoricotton)です😎

私事ですが、実は近日中に家族が増える予定なんです🐶💕

犬なし生活も早7年が経とうとしているため、新しい家族を迎え入れることが楽しみで楽しみで仕方ないのですが、実は少々悩んでいることがありまして😅

それは、普段の犬との会話はともかく、「おすわり」「お手」「伏せ」などのしつけの指示語を何語でするか、ということ(笑)

もちろん日本語でも良いし、犬の訓練学校では定番の英語の指示でも良いといえば良いのです。

でも、ペルー🇵🇪に住んでいた16年間のうち、ずっと犬がいる生活をしてきた私にとって、犬への指示語はスペイン語が当たり前だったため、犬に日本語で指示をしている自分を想像したら変な抵抗を感じて😅

というわけで、今回はペルー🇵🇪の犬教育事情と、スペイン語で「おすわり」「お手」などのしつけの指示語はなんていうのかをご紹介します💪

この記事はこんな人にオススメ
  • スペイン語で「おすわり」「お手」「伏せ」をなんと言うか気になる人
  • ペルー🇵🇪の犬教育事情を知りたい人
  • 犬好きな人🐶🙋‍♀️
映画『リメンバー・ミーに登場するあの犬をご紹介🐶

『リメンバー・ミー』のあの犬って何犬?犬生いろいろ海外の犬事情〜中南米編〜

ペルー🇵🇪の犬教育事情

まず、私が16年住んでいたペルーの犬の教育事情を軽くご説明します!

以前『リメンバー・ミー』のあの犬って何犬?犬生いろいろ海外の犬事情〜中南米編〜でもご紹介しましたが、そもそもペルー🇵🇪の犬の大半が野良ワン、もしくは半野良ワンという感じです🐶

大半が野良ちゃん・半野良ちゃん

日本では、なかなか目にすることはない野良犬。

実際に彼らがどんな生活を送っているか想像しにくいですよね😅

ここでいう野良犬とは、決まった飼い主がいるのかいないのか不明で、リードなどで繋がれているわけではなく、自由に街を歩き回れる子たちです。

一方「半」野良というのは、自由に動き回れるものの、「一日の大半をゆる〜く一定の家近辺で過ごす」「毎日の餌をゆる〜く一定の家からもらっている」という意味で「半」です(笑)

富裕層が多く住む高級住宅地やビジネス街では、あまりこういった犬を目にすることはありませんが、中間層以下が多く住む地域では、街の景色に野良犬・半野良犬が溶け込んでいます。

総じて、たくましく自由奔放に生活をしているので、みんな幸せそうです😌

ただこんな事情なので、「おすわり」「お手」などの芸当ができる犬は圧倒的少数派ということになります😅



富裕層のワン!

では、どこの犬が「おすわり」「お手」などができるかというと、富裕層の犬たち、ということになります👀

低所得・中間層の中にも犬を飼っている人たちはもちろんいます。

しかし多くの場合、番犬として飼っていたり、お手伝いさんなどに犬の世話を任せていることが多いのが現実。

また「犬をしつける」「犬におすわりやお手をさせる」ということ自体があまり一般的に浸透していないため、そのような「芸当」ができる犬はかなり少数派になってきます。

その中で、一部の富裕層の人たちはペルー🇵🇪でも数少ない犬の訓練学校に飼い犬を通わせる経済力があり、調教の一環として「おすわり」や「お手」を覚えてくるというわけです👀

もちろん犬を訓練学校に通わせる人もかなり珍しく、訓練学校の数自体、ペルー全国で片手で数えられるぐらいしかありません。

要は、ペルー🇵🇪にいる「おすわり」のできる犬のほとんどが訓練学校に行っているということですね👆

そんな稀少性もあって、私の家族がペルー🇵🇪で飼っていた犬が、訓練学校に行ったわけでもないのに「おすわり」や「お手」をこなすのを目の当たりにしたペルー人は、サーカスの一芸を見たかのように驚き、珍しがってくれました(笑)

スペイン語で「おすわり」「お手」「待て」

ここまでペルー🇵🇪の犬教育事情をご紹介しました!

それでは、スペイン語で「おすわり」や「お手」はなんというのでしょうか?

知り合いや友人にも、飼い犬を訓練学校に通わせた人が何人かいるのですが、どうやら訓練学校での指示語も二種類あるようで、一つは①英語で指示をする学校と、もう一つは②スペイン語で指示をする学校がありました。

日本の訓練学校でも、方言・年齢・男女で指示表現に差が出ないよう英語で指示をするのが一般的ですが、ペルー🇵🇪でも欧米の流れを汲んだ訓練学校では同じように①英語で指示(Sit, Shake, Waitなど)をしているようです。

一方の②スペイン語で指示をする学校にも、指示語に若干ばらつきがあるようで、うまく把握しきれていません😅

ということで、今回は、主にわたの実家ではどのように言っていたかをご紹介します(笑)

日本語 スペイン語
おすわり Siéntate.
お手 Dame la mano.
おかわり La otra (mano).
伏せ(待て) Espérate.
良し  Bien. / Come.

至ってそのままですね(笑)

「伏せ」や「待て」で、Espérate.の代わりにQuieto. というのも聞いたことがあります👂

あ、もちろん雌犬に対してだったら、Quieto.ではなくQuieta.ですね☝️

またわたの実家では「良し」のみなぜか日本語で指示していたので、ペルー人の知り合いに犬を預けた際、この「良し」という表現をペルー人の方が思い出せず、犬がなかなかご飯を食べてくれなかった、という微笑ましいエピソードもあります😅

とてもお利口さんでした🐶(笑)

ちなみに私の両親は、スペイン語を習いたての頃、Ustedに対する活用形を優先的に覚えていたので、túに対する命令形を使いこなすことができず、犬への指示に苦戦したそうです💦



まとめ〜犬生いろいろ〜

今回は、ペルー🇵🇪の犬教育事情と、スペイン語で「おすわり」「お手」などのしつけの指示語はなんていうのか、をご紹介しました!

やはり、犬の教育事情やしつけも国によって様々ですが、犬への愛は世界共通ですよね❣️

他のスペイン語圏や世界各国の犬教育事情や指示語の表現にも興味があるので、ご存知の方はぜひ記事のコメント欄やツイッターで教えてください💗

わた

さて、新しく来るうちの子には、何語で指示をしようか…🤔🤤💕
子供たちの定番で、誰もが一度はしたことがあるはず!
スペインのスペイン語と中南米のスペイン語の奥深い魅力をご紹介!

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