落ちこぼれの私がTOEIC925点を取れた理由とは?

小説・不思議の国のグプタでTOEICの世界を知ろう!<勉強に疲れた人へ>

この記事を書いた人
のり
独学TOEIC900超え

独学でTOEIC925点、英検準1級取得。 学生時代は英語が大の苦手で、はじめて受けたTOEICは255点。社会人になり英語勉強を再開し2年でTOEIC925点、英検準1級を取得。身につけた英語力を生かして転職し、英語を使う環境に身を置き日々精進している。当ブログでは英語学習初心者向けの記事を中心に執筆。最近はブログ執筆(当ブログ以外に2つ運営)に凝っている。

のり

こんにちは。ラジオ講座×TOEICブロガーのNori (🐤@Nori_odashi)です。

おとといは10月19日、1019(トーイック)の日でしたね!

TOEICの勉強は進んでいますか?

ばっちり対策できてるよ!

というナイスガイなあなたも、

全然やる気が起きないよ~

というお休みモードなあなたも、

今回ご紹介するTOEIC小説《不思議の国のグプタ》で気分転換しながらTOEICの勉強をしちゃいましょう!

TOEIC小説ってなに?衝撃の一冊

《不思議の国のグプタ》あらすじ

不思議の国のグプタは有名なTOEICer(トーイッカー・TOEICマニアな人たち)のヒロ前田氏が主導になって書かれたTOEIC小説です。

簡単なあらすじを説明します。

主人公のグプタはある日、自分のいる世界が何かおかしいことに気付く。

いつも改修している図書館、子供や老人がいない、飛行機が時間通りに来ない…

この世界はどうなっているのか、自分は何者なのかを探っていく新感覚ミステリー風小説。

少し変わった「TOEICの舞台」を、シリアスに描くことで逆に面白みがでている傑作小説です。

TOEICの勉強をしている人なら、「あるある」といってしまうこと間違いなしなお話です。

グプタって誰?

この本のタイトルを見て一番最初に疑問に思うのは「グプタ」という名前かと思います。

実はグプタはGuptaというTOEICでは頻出の人物名です。

インド人という設定ですが、TOEICでインド系の名前はGuptaとSinghがほとんどらしいです。

のり

TOEIC好きだけどさすがに人名までは意識してなかったよ(笑)

ちなみにSinghとGuptaではGuptaのほうが登場率が若干高いそうですよ。



《不思議の国のグプタ》おすすめポイント

①TOEICの世界を知ることができる

この小説の舞台は、終始TOEICの世界です。

TOEICの世界は実は特殊な世界です。

たとえば、TOEICの問題ではアルコールやタバコは登場しません

TOEICで問題を解くときは、予備知識があるだけで余裕を持つことができます。

本書では、TOEICの世界で頻出のシーンがたくさんあるので、読むだけでTOEICの世界観にどっぷり浸かることができます。

具体的にどんなことが書かれているか、一部ご紹介します。

TOEICの世界あるある
  • 社員参加のピクニック
  • 会社の業績はいつも好調
  • 電話番号には555が含まれる
  • 渋滞が多い
  • 中央政府が存在しない

②ちゃっかり重要表現も勉強できる

この小説内ではしばしばカッコ書きで頻出表現も登場します。

トクは今、コピー機(photocopier)の故障(malfunction)※で修理の人(service technician)に立ち会ってるよ。

「不思議の国のグプタ」p.014

シチュエーション+頻出表現が学べるので、普通に読むだけでTOEICのスコアアップに直結するというわけです。

さらに、各章の終わりには、TOEICの世界の舞台裏についての解説がまとめられているので、復習もしやすい仕組みです。

さきほどの引用内の※(コピー機の故障)についていえば、こんな感じ。

※コピー機の故障
TOEICで話題になるコピー機(photocopier)には2つの特徴がある。1つは、すぐに壊れる(out of order)ことである。特に、紙が詰まる(be jammed)のは日常茶飯事であり、まともなコピー機はほとんど存在しない。コピー機を直せる社員は休暇を取っている(on vacation)ため、契約先のメンテナンス担当者(service technician)を呼ぶことになる。
もう1つの特徴は、紙切れ(out of paper)である。会議に大量のコピーが必要だと事前に予測できるはずだが、前日や当日に「紙がない」と慌てる従業員が後を断たない。現実世界でも珍しくない現象ではあるが、TOEICでは、その頻度が半端ではない。なお、従業員に紙の使用量を減らす(reduce)よう命じることで、経費節減に成功する会社が少なくとも1社ある。その会社で、従業員の不満が爆発した記録はない。

「不思議の国のグプタ」p.026

③小説として面白い!

何より小説としての完成度が高く、普通に面白いです。

この本のストーリー担当している清涼院流水さんは、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し、70冊を超える著作のある超実力派作家さんです。

(ちなみに京都大学出身でTOEICスコアはなんと985点です!)

結末では(割とベタですが)驚きの展開が待っていて、それもこの本の醍醐味です。

のり

TOEICの勉強をしている人なら、楽しくサクっと読めること間違いなし!

さいごに~語学は楽しく!~

面白かった~。TOEICの試験が早く解きたくなった!

このブログでは過去何度も書いているのですが、

語学は楽しむのが大事!

今回の紹介した本は、直接的なスコアアップにはつながらないかもしれません。

それでも、「TOEICって面白いな」「TOEICの勉強楽しいな」と思うきっかけになれば、それは必ずスコアアップに繋がるはずです。

TOEICの世界を知ってもらうきっかけに、読んでみてはいかがですか?

\TOEICの世界をもっと知りたい!/

\TOEIC自体をもっと知りたい!/

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